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マーベル 映画 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 感想
世界最初のヒーローはいかにして誕生したのか、アベンジャーズがついに動き出す!

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

原題 CAPTAIN AMERICA/THE FIRST AVENGER

ネタバレもありますので注意して読んで下さい。

 

あらすじ

ウルフマン』のジョー・ジョンストンが監督を務め、伝説のアメコミヒーローを実写化したアクション大作。軍の秘密実験で超人兵器となった「キャプテン・アメリカ」が、祖国のために敵に立ち向かっていくさまを描き切る。スーパーヒーローを演じるのは、『PUSH 光と闇の能力者』のクリス・エヴァンス。軍の上官役に、『ハリソン・フォード 逃亡者』などの名優トミー・リー・ジョーンズがあたる。宿敵のレッド・スカルとの壮絶なバトルが観る者を引き付ける。第2次世界大戦中の1942年、スティーブ(クリス・エヴァンス)は、各地に進攻するドイツのヒドラ党と戦うことを望んでいた。もともと病弱な彼は入隊を何度も却下されていたが、ある日、軍が秘密裏に行う「スーパーソルジャー計画」という実験に参加することになる。その実験の被験者第1号に選ばれた彼は、強じんな肉体を持つ「キャプテン・アメリカ」へと変ぼうを遂げる。

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー-シネマトゥデイ-より引用

監督 ジョー・ジョンストン 

日本公開 2011年10月14日

 

感想

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、第5弾に当たる作品。

人一倍の愛国心を持ち、平和のために戦うことを夢見る貧弱な青年スティーブ・ロジャース。

軍隊へ志願するが、病弱な体では無理と何回も落とされるなか、そんな彼の強い意志を感じたエイブラハム博士によって入隊を許可され、スーパーソルジャー計画の実験体として志願する。

世界最初のヒーローはいかにして誕生したのか、というフレーズがこの作品を見るときに引きつけられるフレーズだと思う。

私も公開時に映画館で見た時は、大した魅力を感じず、マーベルの映画の中では下位にくるレベルかなとずっと思っていました。

日本公開のときも興行収入は3億円と全く人気が出なかった作品ですし、テレビでのCMも全くといっていいほどされていなかった。

その当時は、MCUのシステムを知らない人がほとんどだったので、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれません。

しかし、今回、あらためて見てみたが最初に見た時とは全然違って、派手に盛り上がるシーンはないものの、味わい深い名作であると感じました。

たぶん最初に見た時は、世界最初のヒーローというフレーズから勝手に自分の中で派手なアクションをで悪を倒すヒーロー、的なことを想像していたんだと思います。

そうじゃなくて、この映画のヒーローは敵に捕らえられた仲間を救うためにたった一人で敵陣に乗り込み、大勢を救ったリアルなヒーロー、本当に泥臭いヒーローがそこにはいました

キャプテンアメリカは実験が成功して誕生した超人ですが、政府もその扱いがわからず、最初は戦争債を売るための宣伝役にされていました。

全国各地を広報活動させられるという、スティーブが求めていたものとは違った扱いをされ、そのことで悩むスティーブの心情も描かれている。

普段は子供や年寄り相手で人気があったキャプテンアメリカ、戦地での慰問活動で訪れた兵士の前では、罵声を浴びせられ馬鹿にされている姿はリアリティーがあり、戦争の緊迫感も伝わってきます。

戦地で親友バッキーの死亡が伝わり、捕らわれた捕虜も多数いたことから、スティーブの愛国心に火が付き、敵地潜入、捕虜救出も成功し、そこからキャプテンの快進撃が続きます。

最初からかっこよかったわけじゃなく、バッキー達仲間に支えられ成長してきたんだなと思わされます。

最後には宿敵レッド・スカルとの一騎打ちで飛行機をアメリカに墜落させまいと北極圏に墜落させ、自分自身も眠りについてしまう。

そんな最後まで祖国思いのキャプテンに感動する名作です。

 

見どころは?

・最初の敵

ロジャースがスーパーソルジャー計画の実験に成功した直後、アースキン博士はヒドラの暗殺者によって殺されてしまう。

スティーブはとっさにその後を追いかけ、驚異的な身体能力を武器に暗殺者を捕まえる。

キャプテンの最初の敵、ヒドラの暗殺者を捕まえるために、小型潜水艦で逃げる敵を泳いで潜水艦に追いつき見事捕まえる。

そんな馬鹿な、と思わず突っ込みを入れたくなるが、キャプテンの身体能力の高さとまじめな性格に見入ってしまい、このシーンは無理やり納得しました。

 

・人質救出作戦

スティーブは戦地慰問活動で訪れた先で、多数のアメリカ兵が捕虜や死亡している事実を知らされる。

その中には親友のバッキー死亡の情報もあり、それを信じ切れないロジャースは敵基地の中枢に潜り込むべく、ペギーとハワード・スタークの助けを借り作戦を実行する。

1人で敵の基地に潜入し味方を解放、その味方の力も借りて敵を全滅させることに成功するのだが、バッキーも見つかり作戦は大成功。

でも、この作戦はスティーブ一人ではとても成功しなかったはずで、仲間の協力があったからこそ成功した作戦だと思う。

しかし、敵の基地に一人で飛び込む勇気と味方の反撃へのキッカケを作ったのはスティーブなので、その辺がリーダーとしての資質があったから出来たと感じずにはいられない。

ちなみに、ここで救出した人の中にジム・モリタも含まれていた。

ジム・モリタの子孫はスパイダーマン・ホームカミングにも登場していた、ピーターが通う学校のモリタ校長です。

 

笑えるシーン

・スティーブとペギーのキス

キャプテン・アメリカシリーズはまじめでシリアスな流れが多いので、笑えるシーンはそんなにないのですが、唯一クスッと来たのが一つあります。

レッドスカルの乗った爆撃機が飛び立つ直前。

フィリップス大佐、ペギー、スティーブの3人が車で追いかけるシーンがあります。

爆撃機の車輪に飛び移る直前、これが最後かもと予感したスティーブとペギーはキスをし、今度一緒にダンスをする約束をします。

するとフリップス大佐は、「俺はキスしないぞ」とボケをかましました。

笑えるシーンが少ない分、クスッと来た唯一のシーンです。

 

残念なシーン

・スティーブとペギー車の中

スーパーソルジャー計画の実験に向かう車の中で、スティーブとペギーが話をしているのですが、二人の大きさがなんかおかしい。

まだ貧弱なスティーブはペギーより異常に小さかったり、場面が変わると同じ大きさだったり、CGがちょっとおかしい。

このシーンだけCG担当が違うのか?と思わせるような仕上がりに、違和感ありありです。

あと変に人物だけ切り取ったような感じに見えて、このシーンは非常にもったいなく、残念に思います。

 

・車に搭載された加速装置

レッド・スカルが爆撃機に乗って発信するとき。

レッドスカルが愛用していた車を奪い、スティーブら3人が追いかけてくるシーンで、飛び立つ直前の飛行機に追いつこうと車を運転していたフィリップス大佐は車の加速装置のボタンを押します。

車はスピードを上げ爆撃機に追いつく、って初めて乗った車でそんな装置ついてるっていつ分かったの?と思わず突っ込んでしまいました。

ストーリー上は盛り上がっておもしろいのですが、冷静に考えると非常に不自然。

もう少し他の方法を思いついてほしかった。

  

心に残る名シーン

・キャプテンの広報活動

キャプテンアメリカが誕生したはいいが、政府はその能力を活かしきれず、スティーブの仕事は各都市を回り、戦争債を買うよう広報活動をすること。

戦地での活躍を夢見ながら、理想と現実のギャップに苦しむスティーブの心情が見事に表現されている。

このまま結局、政府の言いなりになっていれば、スティーブは活躍できないままだったかもしれない。

自ら行動して道を切り開かなければ未来はない、とのメッセージを送っていいるようにも取れる。

やはり自分で行動してこその人生だとなんか納得してしまった。

 

・飛行機の墜落

レッド・スカルの爆撃機に乗り込み、アメリカへの爆撃を阻止したスティーブ。

機内は損傷が激しく墜落寸前の状況の中、スティーブは無線でペギーと連絡をとり不時着を決意する。

最後までスティーブを励まし続けたペギーだが会話の途中で無線が切れスティーブは北極圏に墜落。

二人の別れのシーンは本当に胸が熱くなります。70年後再び再開できると思うとさらに深く感動するシーンです。

 

まとめ

世界最初のヒーロー誕生を描いた作品としては、リアルなヒーローゆえの悩みや葛藤、自ら行動して道を切り開く様子など見るものに与えるメッセージは伝わったと思います。

ヒーローはなるものではなく、称えられるもの、自ら道を切り開き気がついたらヒーローになっていた。

そんな泥臭いヒーロー(リーダー)像を見事に表現されていて、そこから何か貴重なものを得たような気がしてなりません。

ペギー・カーターとの再会は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で描かれています。

また、MCUは共通の世界で物語が流れているため、キャプテン・アメリカはアベンジャーズと合流する流れになっています。

マーベル映画の話しの流れの都合上、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」は「アベンジャーズ」のあとに見ることをお勧めします。

MCUの作品はキャラクターやストーリーが複雑に絡み合い、見ているものを飽きさせません。

一番わかりやすく見るためには公開作品順に見ていくことをお勧めします。

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」はMCUでは第5弾に当たります。

次の作品、第6弾は「アベンジャーズ」ですので、ぜひチェックして下さい。

 

マーベル作品の各フェーズ

マーベルの作品は各フェーズごとに区切りがついています。

第1弾~第6弾は「フェイズ1」です。

第1弾 アイアンマン

第2弾 インクレティブル ハルク

第3弾 アイアンマン2

第4弾 マイティ・ソー

第5弾 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

第6弾 アベンジャーズ

第7弾~第12弾は「フェイズ2」です。

第7弾 アイアンマン3

第8弾 マイティ・ソー/ダーク・ワールド

第9弾 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

第10弾 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

第11弾 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

第12弾 アントマン

第13弾~第22弾は「フェイズ3」です。

第13弾 シビルウォー/キャプテン・アメリカ

第14弾 ドクター・ストレンジ

第15弾 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス

第16弾 スパイダーマン/ホームカミング

第17弾 マイティ・ソー/バトルロイヤル

第18弾 ブラックパンサー

第19弾 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

第20弾 アントマン&ワスプ

第21弾 キャプテン・マーベル

第22弾 アベンジャーズパート4(仮タイトル)

以上の順番です。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の全容を知りたい方は。

関連記事⇒マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とは何なのか解説。フェイズ4の情報も随時更新中。をご覧ください。

 

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おまけ

マーベルといえば、エンドロール後に流れるおまけ映像が次につながる伏線になっていたりするので、楽しみにしている人は多いはず。

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーでもおまけ映像はあります。

・新しい任務を伝えるフューリー長官

北極での氷漬けから目覚めたスティーブは不安を振り払うようにサンドバッグを叩いていいる。

そこにフューリー長官が登場し世界を救ってみないかとスティーブに問いかける。

アベンジャーへの参加を呼び掛けるシーンに続き、アベンジャーズプロジェクトの映像が流れ、アイアンマン、ソー、ハルクらの映像からアベンジャーズの予告編へ。

世界が待ちわびたアベンジャーズが、最高のものになると予感させる映像だ。

 

関連記事⇒MARVEL 映画 アベンジャーズ 感想

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