この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。
GMOコイン【貸仮想通貨サービス】はお得か?アルトコインで取扱開始
仮想通貨を取り扱っているGMOコインが5月からアルトコインの「貸仮想通貨」サービスを開始しました。
内容は自分の持っている仮想通貨を貸出して利息を得るということですが、募集期限や条件もあるため申し込める方は限られます。
銀行での金利も低くい状態なので、仮想通貨で賃借料がもらえるというシステムに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
また、2017年の仮想通貨市場は加熱していたため、高値で通貨を購入し塩漬けになっている方も対象の通貨があれば検討材料として考えるのも一つの手です。
長期ホールドを決めている方の絶好の投資材料になりますので、これから詳しく紹介していきます。
目次
貸仮想通貨サービスとは
貸仮想通貨サービスは自分で保有している仮想通貨をGMOコインに貸し出すことで、貸し出した仮想通貨の数量に合わせて賃借料をもらえるサービスです。
貸出しは募集期間や仮想通貨の貸出量、金利や中途解約など条件がありますので詳しく見ていきましょう。
貸仮想通貨の募集条件
貸仮想通貨を申込める期間、条件等は以下のようになっています。
申込期間及び申込方法
期間は2018年5月9日〜2018年5月23日まで
また、募集上限以上のお申込があった場合は抽選となります。
申込方法
GMOコインのお問い合わせフォーム(https://support.coin.z.com/hc/ja/requests/new)より申込できます。
お問い合わせフォームは7つの項目があるので、順番に埋めていきましょう。
1.メールアドレス⇒メールアドレスを入力
2.件名⇒「貸仮想通貨の応募」と記入し申込。
3.説明の項目に入力事項を入力します。
入力の項目は5項目あり、下記の項目を記入します。
なお(1)〜(3)はGMOコインの口座にご登録されている情報とあっているか確認し、間違いのないよう入力します。
(1)氏名
(2)住所
(3)生年月日
(4)貸出を希望する仮想通貨
(5)貸出を希望する数量
4.お問い合わせの種類⇒「貸仮想通貨」を選択。
5.ご利用の端末・OS⇒「その他」を選択。
6.ご利用のブラウザ⇒「その他」を選択。
7.キャプチャ認証⇒「私はロボットではありません」にチェックを入れる。
すべて記入出来たら「送信」ボタンを押して完了。
結果案内
当選または落選の結果、および貸出の手順案内は2018年5月下旬予定。
満期までの期間
150日
その他の注意及び案内は以下の通りです。
※実行日と決済日につきましては、ご当選されたお客様へ個別におしらせいたします。
※貸借料の計算に関しては、貸借期間の初日は算入し、最終日は算入されません。計算式の詳細は仮想通貨サービス約款第2条(11)をご覧ください。
※貸借期間中、貸し付けた仮想通貨は売却、送付することはできません。対象通貨の価格は貸借期間中にも変動しており、実行日以降に対象通貨の円換算した価格が下落した場合、含み損失が発生する場合があります。
お引き落としについて
お客様の当社口座における仮想通貨残高からの引き落とし
※引き落としに必要な数量の仮想通貨残高がない場合、自動的にキャンセル扱いとさせていただきます。
仮想通貨の返還
決済日に、当社がお客様より借り入れた対象通貨と同種、同等、同量の仮想通貨を、お客様口座に送付する方法で返還します。
貸出せるアルトコインの銘柄
貸出し対象となる銘柄は
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
以上の4銘柄になります。
GMOコインで取扱っているアルトコインすべてが対象になる、ということですね。
申込の単位や数量も細かく決まっています。
対象通貨 | 申込単位 | 最少申込数量 | 最大申込数量 |
イーサリアム |
100 ETH | 100 ETH | 1,000 ETH |
ビットコインキャッシュ |
50 BCH | 50 BCH | 500 BCH |
ライトコイン |
300 LTC | 300 LTC | 3,000 LTC |
リップル |
100,000 XRP | 100,000 XRP | 1,000,000 XRP |
気になる賃借料の条件は
貸した仮想通貨に対する賃借料の条件は以下の通り、すべての通貨で5%に相当する賃借料が手に入ります。
また、貸借料の支払日は決済日と同日になります。
・イーサリアム
100 ETHにつき
2.04109589 ETH
5%/年(税込)に相当する賃借料で小数点第8位未満は切り捨てになります。
・ビットコインキャッシュ
50 BCHにつき、1.02054794 BCH
5%/年(税込)に相当する賃借料で小数点第8位未満は切り捨てになります。
・ライトコイン
300 LTCにつき
6.12328767 LTC
5%/年(税込)に相当する賃借量で小数点第8位未満は切り捨てになります。
・リップル
100,000 XRPにつき
2,041.0958 XRP
5%/年(税込)に相当する賃借料で小数点第4位未満は切り捨てになります。
注意点として貸借料は、税金が課税される場合がありますので、課税制度の詳細については、税理士、税務署などにお問い合わせして確認してください。
中途解約の取扱は
中途解約に関しては解約を希望する日(土日祝除く)の17時までに、お問合せフォームよりGMOコインに通知する必要があり、解約を受け付けてから5営業日以内に、解約手数料を差し引いた仮想通貨を償還することになります。
※解約手数料の詳細は貸仮想通貨サービス約款第2条(12)をご覧ください。
貸仮想通貨のメリットとデメリット
貸仮想通貨サービスは、自分で保有している仮想通貨を運用できるというメリットもありますがデメリットもあります。
それぞれの特徴を知り、自分に合った運用を心掛けましょう。
メリット
仮想通貨を貸出して、得られるであろうメリットを挙げてみました。
- 長期保有を決めている方にオススメ
- 賃借料と値上がり益両方もらえる可能性がある
- 売却によるデメリットを回避できる
長期保有を決めている方にオススメ
貸仮想通貨サービスは、はじめから仮想通貨を長期保有目的で持っている方に最適なサービスです。
というか、長期保有の方はやらなきゃもったいないサービスですね。
仮想通貨は価値が上がらなければ儲かることはないし、銀行のように預けて利息をもらうというようなサービスもありません。
ですので、仮想通貨を貸すだけで5%相当の利益を受けられるのは魅力です。
賃借料と値上がり益両方もらえる可能性がある
仮想通貨を貸している期間中に通貨が値上がりしたら、当然ながら賃借料と値上がり益両方の利益を得ることができます。
相場の状況にもよりますが、ダブルで利益を獲得できる可能性があるので、お得感はあります。
売却によるデメリットを回避できる
通貨の価値が上がり利益が出たら、一旦売却して利益確保しようと考えがちです。
ですが、売却した後さらに価値が上がる可能性もあります。
通貨を貸出しておけば勢いで売ることはないので、本来もっと儲けられたはず、という機会損失を回避することができます。
デメリットを回避するという点においてはメリットはありますね。
デメリット
リスク回避のため、デメリットも知っておきましょう。
- 期間中に通貨の価値が目減りすることもある
- 破綻した場合は返還されない可能性もある
期間中に通貨の価値が目減りすることもある
仮想通貨を預けている期間中に通貨の価値が下がると損をする、というデメリットがあります。
貸出期間中でも中途解約はできますが、迅速な対応が取れなければ資産は目減りします。
しかし、貸仮想通貨サービスを利用する方は、最初から長期投資が目的だと思うので、一時的な上がり下がりはあまり関係ないかもしれませんね。
破綻した場合は返還されない可能性もある
仮想通貨は現金ではないので預金保険の対象にはならないですが、通常、仮想通貨は購入すると販売所に預けておいても個人の口座と販売所(会社)で通貨は分別管理されています。
ですので、会社が破綻しても自分で購入した通貨は分けられているので損失はないはずです。
しかし、通貨を貸出すと分別管理の対象にならないため、仮に会社(GMOコイン)が破綻した場合は貸し出した通貨は戻らない可能性があります。
何の投資をするにも自己責任ですので、その判断は自分で決断しましょう。
まとめ
GMOコインが始める貸仮想通貨サービスについて紹介しました。
アルトコインで貸仮想通貨の取扱が開始されたわけですが、今回の募集は期間も短く、貸し付ける単位も大きいため、対象になる方は相当数の仮想通貨を所有している方ということになります。
通貨を大量に保有している方は長期目的の方も多いため、このサービスはメリットになりお得だということです。
なお、貸仮想通貨のサービスを受けるためには、当然ながらGMOコインの口座の開設完了(最短1営業日で完了)が必須となっています。
GMOコインにまだ口座を持っていない方は、口座開設完了後に申込まなくてはなりません。
口座開設は最短1営業日で完了するので、この機会に口座を開設し5%の賃借料を受け取ってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
関連記事⇒【無料】ビットコインはタダでもらうもの!すぐもらえる方法を公開します
- 投稿タグ
- 仮想通貨