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出典:marvel.com
NETFLIXのMARVELドラマ【ザ・ディフェンダーズ】シーズン1の感想
動画配信サービスのNETFLIXで見られる、マーベルのヒーローを扱ったドラマ「ザ・ディフェンダーズ(THE DEFENDERS)」シーズン1の感想(レビュー)を紹介していきます。
この記事は「ザ・ディフェンダーズ」シーズン1の概要を知りたい方向けに、ネタバレを含め内容を書いているので、マーベル映画は好きだけどドラマはまだ見ていない、ドラマは本数が多すぎて把握しきれない、という方向けです。
ドラマの概要を知っておくだけでも、マーベルの映画を見る上での予備知識になり楽しめます。
また、ドラマを見る予定のない方でもこれを見ておくだけで十分理解できるよう、なるべくわかりやすく内容を詰め込みました。
NETFLIXのマーベルドラマ「ザ・ディフェンダーズ」はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品群の一つで、ほかのヒーロー達とその世界観を共有しています。
また、NETFLIXでも多くのマーベルドラマがあり独特の世界観でつながっていて、それそれのドラマは「ザ・ディフェンダーズ」につながるための伏線と考えるとよりテンションも上がりますね。
すべてはこの作品のためにあった、ヒーローたちが集結し強大な悪に立ち向かう様はテレビ版「アベンジャーズ」そのものです。
マーベルの映画だけ見ていてはもったいない、ドラマも熱いのでこの記事を参考にMCUの世界をもっと広げてはいかがでしょうか。
※感想にはネタバレも含みますので、ネタバレしてもいい方だけ読み進めてください。
目次
ザ・ディフェンダーズ シーズン1の基本情報
NETFLIXのテレビドラマシリーズ
2017年製作
全8話
主な登場人物
マシュー・マードック/デアデビル
9歳の時に事故にあい両目の視力を失うが、それと引き換えに視力以外の感覚が研ぎ澄まされるという超人的な能力を身に付けることに。
父親が亡くなり施設に入れられたとき、スティックという盲目の老人に出会い武術を学ぶ。
成長したマシューは昼間は盲目の弁護士、夜は悪を倒す「デアデビル」としてニューヨークのヘルズキッチンを守っている。
シーズン2のヤミノテとの一件でエレクトラを亡くしてから、デアデビルは姿を隠し弁護士業に力を入れていたが、またしてもヤミノテの出現、そしてエレクトラの出現によりデアデビルになることに。
ジェシカ・ジョーンズ
以前はヒーローとして活躍していたが、現在は探偵事務所を開き生計を立てている。
特殊能力の持ち主で人並み外れた跳躍力と怪力の持ち主。
ある男の事件を調査するうちにヤミノテがかかわっていることを知り、巻き込まれることに。
めんどくさいことに首を突っ込むことが嫌な性格なので、はじめは協力を拒むが最後は協力し4人で行動を共にする。
ルーク・ケイジ/カール・ルーカス
刑務所に服役中、人体実験により弾丸をも跳ね返す強靭な皮膚と怪力を手に入れる。
シーズン1の最後に再び刑務所に入っていたが、刑期が終わりついに刑務所を出ることができた。
クレアとすぐに再会し喜んだのもつかの間、町の治安を守るため侵入した建物でアイアン・フィストと遭遇、一戦交える。
強烈な拳で殴られたことをクレアに話した途端、クレアは携帯を取りアイアン・フィストであるダニー・ランドに電話し知り合いになる。
ダニー・ランド/アイアン・フィスト
子供のころ家族とともに飛行機事故にあい両親を失うものの、ダニーだけは助かり、その中で偶然にも「クンルン」の僧侶に助けられ武術の修行を積み、アイアン・フィストとなる。
世界中のヤミノテの拠点を潰すべくコリーンと共に戦っていたが、ヤミノテがニューヨークで何かを始めるため動き出す、という情報を聞きつけ探っていた。
不審な取引を繰り返すアレクサンドラの会社を探るうちに、同じく探っていたマシュー、ジェシカ、ルークと出会い協力することに。
コリーン・ウィング
チカラ道場を経営している武術の達人でダニーの恋人。
ダニーと共にヤミノテの組織壊滅に取り組んでいたが、能力者が集結したことにより今回出番は少なめ。
しかし、最後にはいてもたってもいられず、ダニー達に協力するためクレアと共に戦いに参加する。
クレア・テンプル
メトロ総合病院に勤務していた元看護師。
クレアはNETFLIXのマーベルドラマにはすべて出演を果たしている唯一のキャラクター。
今回もダニーとルークを合わせた以外活躍は少ないが、最後はコリーンと共に戦いに参加し、少しだけ戦っている。
エレクトラ・ナチオス
マシューの元恋人。
シーズン2でマシューの腕の中で息絶えたが、ヤミノテの蘇生術により「ブラック・スカイ」として復活。
マシュー達の前に立ちはだかり圧倒的な強さを見せつけるが、完全に記憶が消されたわけではなく戦いの中で少しずつ戻っている様子。
このドラマでは中心的な役割を果たしているため、エレクトラの動向は今後のドラマにも影響を与えそうだ。
アレクサンドラ
「ヤミノテ」のリーダー。
ヤミノテはかつてクンルンを裏切り追放された者たちで構成された組織。
リーダー格の人物5人が中心となり世界規模で暗躍している組織で、メンバーは「アレクサンドラ」のほかに「マダム・ガオ」「バクト」「ソワンデ」「ムラカミ」がいる。
それぞれ派閥はあるが、全員がクンルンへの帰還を目的に活動している。
シーズン1のあらすじ
ヤミノテを倒すため世界中の拠点をめぐり潰していたダニーとコリーン。
戦いの中でヤミノテがニューヨークで何かを始めるとの情報を得たため、ニューヨークへ戻り情報を収集していた。
ヤミノテが隠れ蓑にしている会社を突き止めたダニーは単身乗り込み、ヤミノテのリーダーであるアレクサンドラに宣戦布告。
同じようにヤミノテを探っていたマシュー、事件を探っていたジェシカとルークも現れ、特殊能力を持った4人のヒーローが集結、協力することに。
間違いなくドラマ版「アベンジャーズ」であるこの作品はNTEFLIXが放つヒーロー達のクロスオーバー作品だ。
今までのドラマを見ていれば120%楽しめるこの作品は、新たなヒーロードラマの形を予感させる、まさに「NETFLIXユニバース」と呼べるドラマ。
ザ・ディフェンダーズ シーズン1の感想
ザ・ディフェンダーズの感想ですが、これまでのドラマをすべて見てきたので、ドラマの流れがわかっている分、おもしろいとは思うが映画ほど盛り上がりはしないだろうと、そんなに期待していませんでした。
しかし、見始めるとこれがめっちゃハマる、ドラマの見せ方が今までのシリーズより確実にうまいので、いいところで終わると続きがすぐ見たくなりドはまりしました。
ストーリーもわかってはいましたが、お互いぶつかりながらも協力していくところ、最後は力を合わせて戦うところは爽快で見ごたえ満点の出来ですね。
今のところNETFLIXのドラマシリーズの中でも一番面白い作品です。
見どころというか、おもしろさのポイントも結構あったので、その中から3つポイントを紹介していきます。
- ストーリーの編集がうまい
- ヒーローの団結はテンションが上がる
- 最後の含みを持たせる終わり方
いずれのシーンも見せ方がうまいので、つい引き込まれてしまいますね。
ストーリーの編集がうまい
今までのシリーズでもストーリーはおもしろいのですが、各話ごとの終わりはそれほど引き込まれなかったので、急いで続きを見たいとまではならなかったのですが、今回は違いました。
ドラマの組み立てがうまいというか、本当に盛り上がったところで終わるんですね。
なので続きがすぐ見たい、という衝動にかられ次々に見てしまうんです。
序盤はジェシカが一度はチームから去りますが、仲間がピンチの時に突然助けに来たところで終わる、なんてシーンはいかにもヒーローもののドラマらしくてかなり興奮しますね。
終盤もマシューの師匠であるスティックが死んだときも、ヤミノテのリーダーであるアレクサンドラが死んだときもいいところで終わっているので、ほんとに編集がうまくて感心します。
全ストーリーは8話と他のドラマの13話に比べ少ないのですが、そのぶん内容が凝縮されていて全く退屈しない内容になってます。
ヒーローの団結はテンションが上がる
結局団結するのはわかってはいるのだけれど、ぶつかり合いながらも最後は団結して悪の組織と戦うストーリーは見ていてスカッとするしテンションも上がります。
そして、それぞれがかなり個性のあるキャラなので、一触即発の場面が何回もあるけれどギリギリのところでつながっている感も見て取れるので、そんなそれぞれの立ち位置も興味深くおもしろいです。
気に入ってるシーンはダニーとルークの食事シーンとか、マシューとジェシカが一緒に被害者宅を訪れるシーンなんか見ていて、ディフェンダーズなんだなとこみ上げるものがあります。
とくにダニーとルークは結構仲が深まっているようだったので、それぞれのドラマにも出そうな雰囲気でしたね。
最後の含みを持たせる終わり方
ディフェンダーズの最後はマシューことデアデビルがビルの地下深くで戦う仲間を逃がし、最後は自分一人でエレクトラと対峙し、爆発に巻き込まれすべて崩れ去るというものでした。
一緒に戦った仲間やカレン、ネルソンの親友もマシューは死んだと思っているようです。
しかし、最後のシーンはマシューがどこかの修道院にベッドで手当てを受けて眠っている。
実は助かってたんですね。
これはめちゃくちゃ含みを持たせる終わり方で、マシューが助かったということはエレクトラも生きているということで、そのほかマダム・ガオも無傷で地下にいたのでやはり無事でしょう。
これが何を意味するかというと、デアデビルは続くということです。
私の妄想ですが、ドラマではみんな死んだと思っているので、つながりはなくなったので次はいよいよ映画かなと予想しています。
4人のキャラの中でデアデビルは唯一過去に映画化されていますし、力は弱いけれどヒーローとしてのキャラクターは際立っているので、映画でも見劣りしなさそうです。
今後の展開はどうなるのかわかりませんが、期待して待ちましょう。
MCUとの関係はどうなの?
ザ・ディフェンダーズのストーリーとマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)との関係が気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うとザ・ディフェンダーズはMCUの世界とつながっていますが、今回は映画の話題はまったく出てこなかったです。
しかし、今回はNETFLIXのマーベルドラマのお祭りのようなもの、いわばNETFLIXユニバースなので、MCUとの関連がなくてもまったく気になりませんでした。
そのくらいおもしろかったということなんです。
それよりもNETFLIXユニバースのなかでのクロスオーバーが気になるので、紹介しておくと。
ルークはジェシカにたまには電話くれといっている。
ルークの親友で刑事のミスティはヤミノテのバクトに腕を切り落とされたが、今度は新しい腕でどんな活躍を見せるのか。
ジェシカの親友トリッシュと新聞記者のカレンは知り合いになったので、また登場の可能性がある。
弁護士のネルソンはルークに、必要な時は呼んでくれと言っていたので、これも登場の可能性はある。
消えたエレクトラは生きている可能性が高いのでまた登場する。
マダム・ガオも生きている可能性が高いので、ヤミノテはまだ活動している。
伏線はかなりあるので、今後のドラマシリーズも目が離せません。
ザ・ディフェンダーズ視聴するならどれがいい?
ザ・ディフェンダーズを視聴するなら、2018年8月現在、視聴方法は動画配信サービスを利用するのみとなります。
動画配信サービスは「NETFLIX」ですね。
料金は以下の通り
NETFLIXは定額見放題、2018年9月より料金は以下の通りです。
- ベーシックプラン 800円(税抜)
- スタンダードプラン 1,200円(税抜)
- プレミアムプラン 1,800円(税抜)
NETFLIXのマーベルドラマを時系列順に紹介
NETFLIXのオリジナルドラマシリーズであるマーベルドラマの作品数は現在10作品で、今後もさらに増えていく予定です。
- デアデビル シーズン1
- ジェシカ・ジョーンズ シーズン1
- デアデビル シーズン2
- ルーク・ケイジ シーズン1
- アイアンフィスト シーズン1
- ザ・ディフェンダーズ
- パニッシャー
- ジェシカ・ジョーンズ シーズン2
- ルーク・ケイジ シーズン2
- アイアン・フィスト シーズン2
すべて見るのであれば、この順番で見て行けば間違いないです。
まとめ
マーベルのテレビドラマ「ザ・ディフェンダーズ/シーズン1」の感想を紹介しました。
NETFLIXドラマのマーベルヒーローが集結して悪を倒すというストーリーは、単純に楽しめるエンターテイメント作品で、また続きが見たくなること間違いなしの秀作でした。
映画は派手な演出と見応えのある映像が人々をひきつけヒットしていますが、ドラマは必ずしも派手さはないですがそれを補うほどのストリーのおもしろさや、キャラクターを掘り下げて知ることができる点などメリットもあります。
「ザ・ディフェンダーズ」はMARVELのドラマとしてはおもしろく、アメリカでは不評のようですが私は成功していると思うのと。
まだ発表はありませんがシーズン2も期待しているので、それまでは他の作品を見て楽しんでいきましょう。
この先もまだまだドラマは続いているので、この次はパニッシャーです。
すべてのドラマがMCUにつながることを期待して、NETFLIXのMARVELドラマを見まくりましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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