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出典:marvel.com

ブレイク
こんにちは、ブレイクです!

動画配信サービスのNETFLIXで見られる、マーベルのヒーローを扱ったドラマ「アイアン・フィスト(IRON FIST)」シーズン1の感想(レビュー)を紹介していきます。

この記事は「アイアン・フィスト」シーズン1の概要を知りたい方向けに、ネタバレを含め内容を書いているので、マーベル映画は好きだけどドラマはまだ見ていない、ドラマは本数が多すぎて把握しきれない、という方向けです。

ドラマの概要を知っておくだけでも、マーベルの作品を見る上での参考になり楽しめるので、ドラマを見る予定のない方でもこれを見ておくだけで十分ということです。

NETFLIXのマーベルドラマ「アイアン・フィスト」はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品群の一つで、ほかのヒーロー達とその世界観を共有しています。

また、NETFLIXでも多くのマーベルドラマがあり独特の世界観でつながっているため、あとから紹介する他の作品も見ることでより楽しめるような仕掛け(伏線)が多く入っているのも特徴です。

また、NETFLIXのマーベルドラマはマーベル映画を見ていなくても楽しめるよう、映画ネタは少ししか出てきませんので関連は少なめ。

そのぶんドラマでの関連性が色濃くなっているので、ドラマだけ見ても結構ハマるということです。

※感想にはネタバレも含みますので、ネタバレしてもいい方だけ読み進めてください。

 

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アイアン・フィスト シーズン1の基本情報

NETFLIXのテレビドラマシリーズ

2017年製作

全13話

 

主な登場人物

ダニー・ランド/アイアン・フィスト
子供のころ家族とともに飛行機事故にあい両親を失うものの、ダニーだけは助かり、その中で偶然にも「クンルン」の僧侶に出会い武術の修行をすることに。

15年後、ニューヨークに帰ってくるが、様変わりした街に戸惑いながらも自分の居場所を見つけるために奔走。

その中でニューヨークに巣くう「ヤミノテ」の存在を知ったダニーは、クンルンの宿敵と聞かされていた「ヤミノテ」を潰すべく「アイアン フィスト」となり対決する。

 

コリーン・ウィング

チカラ道場を経営している武術の達人。

町で偶然ダニーと知り合ったのをきっかけに、ダニーに協力することに。

日本刀を扱うなど武術は日本をルーツとするもののようだが、拳法など中国武術もできる様子。

中盤以降は隠していた正体がわかり、ストーリーは意外な方向に進んでいる。

 

クレア・テンプル
メトロ総合病院に勤務していた元看護師。

クレアはNETFLIXのマーベルドラマにはすべて出演を果たしている唯一のキャラクター。

チカラ道場の生徒募集のチラシを見て武術の練習をしていたが、道場でダニーと出会いまたしても、ケガの治療や行動を共にするなどヒーローの協力をしている。

 

ハロルド・ミーチャム
ランド社の前経営者でダニーの叔父、13年前にがんで亡くなったがヤミノテとの取引により生き返る。

復活後は行動範囲を制限され、いわば幽閉生活を余儀なくされていた。

ハロルドが生きているのは息子のウォードだけが知らされているという状況で、会社にヤミノテが寄生しているのを裏で手引きしている張本人。

 

ウォード・ミーチャム
ハロルドの息子でランド社の役員。

ダニーの出現により、会社を守ろうとして妹のジョイとはじめはダニーをおとしいれようと画策するが、最後はダニーを信じ協力することに。

常に薬を飲んでいるなど、精神的に不安定な面があり敵味方とコロコロ変わることも。

 

ジョイ・ミーチャム
ダニーの幼馴染、ハロルドの娘でランド社の役員。

兄のウォードとともに会社を守っていたが、ダニーの出現により状況は激変、はじめはダニーを偽物と疑っていたが本物だと一番初めに気が付いたのも彼女。

だがストーリーは終盤に進むにつれて敵味方が入れ替わる先の読めない展開に、ジョイもはじめは味方だったが終盤とそれ以降のストーリーはどうなるのか、含みを持たせる内容になっている。

 

シーズン1のあらすじ

大富豪の両親と行方不明だったダニー・ランド。

15年後、彼はマンハッタンにある父の遺した会社に突然現れる。会社を受け継いでいた幼馴染みのミーチャム兄妹は混乱し、彼を精神病院に閉じ込めてしまうが、ダニーは習得していた武術を駆使し病院を脱出、遺産を取り戻す。

しかし彼を待っていたのは、会社に寄生している、宿敵「ヤミノテ」だった…。

ダニーは偶然出会ったコリーン・ウィングの力を借り、命を賭けた戦いに挑んでいく。

引用:https://www.amazon.co.jp

 

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アイアン・フィスト シーズン1の感想

アイアン・フィスト シーズン1の感想ですが、正直、今までの作品と比べると少し見劣りします。

ストーリーといい、アクションシーンといい今一つインパクトに欠け、いまいち入り込めませんでした。

作品のジャンルとしてはアクション+サスペンスの要素が詰め込まれていて、おもしろくなる可能性は十分にあったのですが、引っかかったのは。

  • ストーリーに整合性がない
  • ダニーの行動がめちゃくちゃ
  • ミーチャム家もめちゃくちゃ

といったところで、突っ込みどころが満載のドラマですね。

 

ストーリーに整合性がない

ドラマなのであまりリアリティを求めなくてもいいと思いますが、ストーリーや設定に整合性がない、少し無理があるという感じが全編にわたってします。

一番おかしいと思ったのは「ヤミノテ」ですね、ヤミノテは「デアデビル シーズン2」で初めて登場した謎の組織ですが、今回はその正体が少し明らかになりました。

デアデビルで登場したときは、ヤクザのノブが率いる忍者集団として描かれていて、不気味な強さでデアデビルを追い詰めていった感じ。

それが今回はマダム・ガオ率いる中国の麻薬密売組織もヤミノテという設定だったので、ガオとノブはもともとデアデビル シーズン1でフィスクの組織に属していたことを考えると、お互いに同じ組織というのは設定としておかしい感じがします。

また、「バクト」というヤミノテのメンバーが出てきますが、その人はヤミノテを育成する学校の先生のようなポジションでぜんぜん謎の組織じゃないじゃんと突っ込みたくなりましたね。

そして訓練も忍者のような訓練ではなく、カンフーの訓練なので日本的な雰囲気は感じられない組織というのも違和感がありまくりです。

もっとも衝撃だったのが、コリーンも実はヤミノテのメンバーだったということ。

でもコリーンは一人だけ日本刀を振り回していたので、これも違和感。

コリーンの話によればヤミノテ内部でも派閥があり、組織の統制がとれていない様子。

もう何が何だか分からなくなってきますね。

ダニーを育て訓練してきたクンルンの人たちの話では、ヤミノテは滅ぼすべき敵ということなので、ずいぶん昔の価値観で話をしているのかなとさえ思います。

 

ダニーの行動がめちゃくちゃ

クンルンから15年ぶりにニューヨークに戻ってきたダニーの行動がめちゃくちゃなのも笑えます。

かつて父親が役員だったランド社に押しかけ、ランドの息子というだけで会社の株を半分よこせと権利だけを振り回し裁判まで起こそうとします。

普通に考えれば15年もクンルンという俗世から隔離されて世界にいれば、かなり常識からは逸脱するはずです。

要は常識が身についていない、ということなんでしょうね。

役員会議で新薬を原価で売れと提案したり、めちゃくちゃなことを言いまくりです。

冷静に見てダニーの頭の中は10歳のままなのかもしれません。

 

ミーチャム家もめちゃくちゃ

ダニーはめちゃくちゃでしたが、ミーチャム家もそれに引けを取らないくらいめちゃくちゃでした。

ウォードは会社で積み立てていた年金を横領しているし、精神を病んでいるらしく薬漬け。

父親と協力していると思ったら敵対的になったりと善悪がコロコロと変わります。

そして一番めちゃくちゃだったのがハロルド。

13年間ヤミノテに監禁されていたが、解放後は会社に乗り込みやりたい放題。

今回のドラマでは宿敵と呼べる悪役は存在しなかったが、最後にハロルドが悪役として開花し。最後はウォードに銃弾を撃ち込まれビルから落ちるが死んでも蘇るためたぶん死んでいないと予想します。

いろいろなことが解決されないまま終わっているので、次回作の「ザ・ディフェンダーズ」や「アイアン・フィスト/シーズン2」がかなり気になります。

 

結論、アイアンフィストとしてはまだ未熟すぎる

シーズン1はダニーの未熟さで事件をややこしくして問題解決に時間がかかったので、ダニーは「アイアン・フィスト」としてはまだ未熟すぎるという結論になりました。

無敵の拳になるのは右手だけだし、過去のアイアン・フィストを映した映像は両手が光っていたので、ダニーもいずれは両手を無敵の拳にして完全なアイアンフィストになるものと予想します。

ですので今回はいまいちでしたが、作品が回を重ねるごとにおもしろくなると期待だけは持ちたいですね。

NETFLIXのマーベルドラマとアイアン・フィストのシリーズはまだまだ続くので、これからも目が離せません。

 

アイアン・フィスト視聴するならどれがいい?

アイアン・フィストを視聴するなら、視聴方法は動画配信サービスを利用するかDVDを見るかになります。

動画配信サービスは「NETFLIX」と「Amazonプライムビデオ」で見ることができます。

料金は以下の通り

NETFLIXは定額見放題

  • ベーシックプラン 702円
  • スタンダードプラン 1,026円
  • プレミアムプラン 1,566円

 

Amazonプライムビデオ

  • 年会費だと3,900円/月325円
  • 月会費だと400円

アイアン・フィストは課金して視聴するので、月額プラス作品1話ごとに600円かかります。

ということで、動画配信サービスで見るのならNETFLIXがお得に視聴できますね。

そのほかDVDも発売されているので、単体でも見ることができます。

マーベル好きでチェックしたい方は是非どうぞ。

 

MCUとの関係はどうなの?

アイアン・フィストのストーリーとマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)との関係が気になる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うとアイアン・フィスト シーズン1はMCUの世界とつながっていますが映画の話題は少ない、その代わりドラマ同士のつながりは結構あるということです。

NETFLIXユニバースと勝手に名前を付けていますが、その中ではクレアがカギになっているので、今回もクレアは登場します。

ダニーを助けるために傷の応急処置をしたり、マダム・ガオの麻薬工場を潰す手伝いをしたりと今回も結構活躍していますね。

クレアを介しての伏線は新しい描き方なので、目が離せないです。

「ジェシカ・ジョーンズ」に登場した弁護士のホガースもダニーの父親の顧問弁護士をしていたという設定で何回か登場します。

MCUの映画の話題は「緑の男」という話題が出た以外になかったように記憶していますが、同じNETFLIX内のデアデビルやルーク・ケイジ、ジェシカ・ジョーンズの話題は普通に出てくるので、共通の世界で時間が動いていることを感じさせてくれて早く次回作の「ザ・ディフェンダーズ」が見たくなります。

 

NETFLIXのマーベルドラマを時系列順に紹介

NETFLIXのオリジナルドラマシリーズであるマーベルドラマの作品数は現在10作品で、今後もさらに増えていく予定です。

  1. デアデビル シーズン1
  2. ジェシカ・ジョーンズ シーズン1
  3. デアデビル シーズン2
  4. ルーク・ケイジ シーズン1
  5. アイアンフィスト シーズン1
  6. ザ・ディフェンダーズ
  7. パニッシャー
  8. ジェシカ・ジョーンズ シーズン2
  9. ルーク・ケイジ シーズン2
  10. アイアン・フィスト シーズン2

すべて見るのであれば、この順番で見て行けば間違いないです。

NETFLIX公式

 

まとめ

マーベルのテレビドラマ「アイアン・フィスト/シーズン1」の感想を紹介しました。

シーズン1はアイアン・フィストとしてはまだ未熟すぎるので、ダニーの成長を描いた作品であると感じましたね。

あまりにも混乱が続いたので、失敗しながら成長していくということです。

次回作はもう少し大人になり、感情的にならないダニーが見れるよう期待して待ちたいと思います。

アイアン・フィストはNETFLIXのクロスオーバー作品「ザ・ディフェンダーズ」に合流します。

それを目的に見ていけばNETFLIXのマーベルドラマも楽しさが倍増するので、あなたもドラマ版「アベンジャーズ」を見るためにもアイアン・フィストをチェックしてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

次の作品はザ・ディフェンダーズです。
関連記事⇒NETFLIXのMARVELドラマ【ザ・ディフェンダーズ】シーズン1の感想

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