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出典:marvel.com

ブレイク
こんにちは、ブレイクです!

動画配信サービスのNETFLIXで見られる、マーベルのヒーローを扱ったドラマ「ルーク・ケイジ(LUKE CAGE)」シーズン1の感想(レビュー)を紹介していきます。

この記事は「ルーク・ケイジ」シーズン1の概要を知りたい方向けに書いているので、マーベルの映画は好きだけどドラマはまだ見ていない、ドラマは本数が多すぎて把握しきれない、という方はこのドラマの概要を知っておくだけでも、マーベルの作品を見る上での参考になるということです。

NETFLIXのマーベルドラマ「ルーク・ケイジ」はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界観を共有しています。

また、NETFLIXでも多くのマーベルドラマがあり独特の世界観でつながっているため、あとから紹介する他の作品も見ることでより楽しめるような仕掛け(伏線)が多く入っているのも特徴です。

見る時間がない方はこの概要だけでも知っておいて、他のマーベルドラマや映画を見る上での参考になれば幸いです。

なお、感想にはネタバレも含みますので、ネタバレしてもいい方だけ読み進めてください。

 

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ルーク・ケイジ シーズン1の基本情報

NETFLIXのテレビドラマシリーズ

2016年製作

全13話

 

主な登場人物

ルーク・ケイジ/カール・ルーカス
刑務所に服役中、人体実験により弾丸をも跳ね返す強靭な皮膚と怪力を手に入れる。

刑務所を脱走した後はルーク・ケイジと名乗りニューヨークに身を寄せることに。

妻を事故で亡くした後はひっそりとバーを経営していたが事件に巻き込まれ爆破され、その後はニューヨークのハーレムに移り住み目立たぬよう暮らしていた。

 

クレア・テンプル
メトロ総合病院に勤務していた元看護師。

「デアデビル シーズン2」で看護師をやめたクレアは、実家のあるハーレムに戻ってきたが、ルーク・ケイジがハーレムにいることを知り、彼の役に立ちたいと、みずからルークへの協力を買って出ることに。

ちなみにクレアは「ジェシカ・ジョーンズ シーズン1」でルークを助けた過去があり、ルークの能力も知っている。

クレアはNETFLIXのマーベル作品にほとんど登場しているキャラクターなので、クレアの存在を覚えておくとまた違った楽しみ方ができます。

 

コーネル・ストークス/コットンマウス
表向きはクラブ「ハーレム パラダイス」の経営者として実業家を気取っているが、裏ではニューヨークのハーレムを縄張りにし、武器や麻薬の売買を行っている裏社会のギャング。

ルークには、取引で得た不正な金を保管している金庫を警察にばらされ、没収されたため、恨みを持っている。

序盤までは本作でのヴィランと思われていたが、ストーリー中盤で殺害されてしまう。

 

マライア・ディラード
コットンマウスのいとこで政治家。

裏社会はコットンマウスが仕切り、表はマライアが仕切るという役割でバランスを保っていたが、ちょっとした口論から感情的になりコットンマウスを殺害してしまう。

裏社会の組織を維持するために画策を試みるが、ダイヤモンドバックの出現により事態は急変する。

 

ウィリス・ストライカー/ダイヤモンドバック
ルークの母親違いの兄。

ルークの父親が愛人に産ませた子供ということもあり不遇の幼少期を過ごす、ルークを恨み無実の罪で刑務所に送っていたのも彼であった。

ルークをおとしいれ、また刑務所送りにしようと画策するなど、執拗にルークにせまる極悪人。

チタウリの技術を転用してルークの皮膚をも貫通する威力を持つ弾丸「ユダ」を使いルークを追い詰めたり、ハマー社製の強力な装備を手に入れルークに襲い掛かる。

 

ミスティ・ナイト
ニューヨーク警察の刑事。

酔った勢いでルークと関係を持ち知り合いになるが、ルークを逮捕しようとする警察の姿勢を疑問視し、真実を求め単独行動することも。

敵になったり味方になったりと、立ち位置はあいまいだが正義感だけは人一倍強い。

意識を研ぎ澄まし、事件の現場を見ることができるという能力もあるようだが、この描き方もあいまいで、特殊能力なのか単なる想像の拡大解釈なのかは最後まで不明。

 

シーズン1のあらすじ

舞台はニューヨークのハーレム。
ある事件の後、ルーク・ケイジは目立たぬよう知人のもとに身を寄せ、ひっそりと暮らしていた。
しかし、ハーレムに君臨するギャングのボスのひとり、コットンマウスに命を狙われた若者を助けたことから、思いも寄らぬ事件に巻き込まれ、彼らと対峙することに。
そしてハーレムの正義のために戦うことを余儀なくされたルークは、葬り去ったはずの自分の過去と向き合うことになっていく…。

引用:https://www.amazon.co.jp

 

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ルーク・ケイジ シーズン1の感想

ルーク・ケイジのシーズン1を見終わっての感想は端的に言うと、使われている音楽がよくて雰囲気は最高!ですね。

NETFLIXのマーベル作品はそれぞれに個性があり、「デアデビル」はダークな印象とアクションがポイント、「ジェシカ・ジョーンズ」はサスペンス要素の濃いスリリングな作品と、それがうまく色を出していて見ていて飽きない仕上がりです。

そして今回のルーク・ケイジは「NETFLIXユニバース」←(勝手に名前付けました)の感じがますます色濃くなってきている感じがします。

ルーク・ケイジはすでに「ジェシカ・ジョーンズ」に登場済みなので、ほかのキャラクターとのクロスオーバーもはたしているのですが、またしてもクレアの登場でほかのヒーローとの距離感は近くなっている印象です。

デアデビルの話題も出てくるし、パニッシャーの事も話しているシーンがあったりと「ザ・ディフェンダーズ」に向けて着々と伏線が引かれてきていますね。

ストーリーはというと、ハーレムでひっそりと暮らすルークは理髪店の主人であり恩人のポップ殺害に怒り、コットンマウスの部下が犯人ということを突き止め、裏社会の悪事を正すためコットンマウスと対峙。

コットンマウスがマライアに殺害されたあとは、武器の密売で一儲けをたくらむストライカーが登場し、ハーレムの勢力図が一気に変わっていきます。

ルークとストライカーの関係が異母兄弟ということが明らかになってからは、ルークVSストライカーの構図になり自分の身の潔白を証明するため、またハーレムを守るためにストライカーと対峙することに…。

同じNETFLIXのデアデビルやジェシカ・ジョーンズと比べると多少地味なドラマですが、作品としてはかなりおもしろい仕上がりです。

個人的に良いと思ったのは全編にわたって流れる音楽で80年代を彷彿とさせるドラマのような錯覚も覚えます。

作品中にたびたび登場するクラブ「ハーレムパラダイス」で演奏しているミュージシャンは名前はわかりませんが、本物のアーティストでアメリカでは知名度のあるミュージシャンだということは伝わってきますね。

毎回違うアーティストが登場していたので、古き良きアメリカを思い出させる曲を演奏する様子は、アメリカ国内ではかなり共感されていたんじゃないでしょうか。

BGMもかなり癖があって日本では昭和のころの懐かしいBGMを多用したドラマを、現代のドラマで使っているといえばわかりやすいかもしれません。

ですので、ルーク・ケイジを見るなら一番の注目ポイントは「音楽」だと言いたいですね。

ストーリーとしては大きな伏線を残すことなく終わっているので、あえて言うのであれば元看護士のクレアに注目してください。

クレアは「NETFLIXユニバース」の伏線としては、それぞれの能力者と一番関わり合いのある人物で、次回作の「アイアン・フィスト」にも当然登場しますので、一番の注目キャラなんです。

「NETFLIXユニバース」という言葉は実際にはないですが、NETFLIXのマーベルドラマシリーズはMCUと同じくらい密接につながっているので、今後もその世界観の中でキャラクターが行き来することでしょう。

シリーズはまだまだ続くので、目が離せないということです。

 

ルーク・ケイジ シーズン1は動画配信サービスのNETFLIXで見れますが、DVDも発売されているので、単体でも見ることができます。

マーベル好きでチェックしたい方は是非どうぞ。

 

MCUとの関係はどうなの?

ルーク・ケイジのストーリーとマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)との関係が気になる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うとルーク・ケイジ シーズン1はMCUの世界とつながっているので、前回のデアデビルとは対照的にMCUの話題は結構出てますね。

ニューヨーク決戦の後の世界ということで、町ではアベンジャーズの戦いを録画したDVDを売っている様子があったり、ルークはコットンマウスからハーレムのキャプテンアメリカといわれるシーンもありました。

そして一番注目したのは、ギャングたちが装備している武器が「ハマー社製」というのもテンションが上がりましたね。

ハマー社は「アイアンマン2」に登場した「スターク・インダストリーズ」のライバル会社で、社長のジャスティン・ハマーはまだ服役中のはず。

そのハマー社は懲りずにまだ武器を横流しをていたということですね、そして「チタウリ」の技術も使って強力な「ユダ」という弾丸を製造しています。

さらに笑えるのはパワードスーツの製作をまだ行っていて、アーム部分だけをコンパクトにした簡易スーツのようなものまで作り、それも悪の手に渡っていたという事実です。

トニーの耳に入っていたらまた制裁が下ることでしょう。

意外なところでハマー社という名前が飛び出して、MCUファンはテンション上がりましたね、やはりファンはこういうマニアックなところを突かれると弱いですね。

今後のシリーズでも、隠れたところでそんな小ネタを放り込んでくれることを期待します。

 

NETFLIXのマーベルドラマを時系列順に紹介

NETFLIXのオリジナルドラマシリーズであるマーベルドラマの作品数は現在9作品で、今後もさらに増えていく予定です。

  1. デアデビル シーズン1
  2. ジェシカ・ジョーンズ シーズン1
  3. デアデビル シーズン2
  4. ルーク・ケイジ シーズン1
  5. アイアンフィスト シーズン1
  6. ザ・ディフェンダーズ
  7. パニッシャー
  8. ジェシカ・ジョーンズ シーズン2
  9. ルーク・ケイジ シーズン2

すべて見るのであれば、この順番で見て行けば間違いないです。

NETFLIX公式

 

まとめ

マーベルのテレビドラマ「ルーク・ケイジ/シーズン1」の感想を紹介しました。

シーズン1はルーク・ケイジがハーレムを守るところを描いた作品ですが、ルークがヒーローとして正義に目覚めたのかは微妙なところです。

無口で寡黙な性格だけに、あまり気持ちを外に出さず黙々と仕事を行うタイプですが、もし正義に目覚めヒーローとしての自覚をもって町を守るのであれば、こんな力強い味方はいません。

ルーク・ケイジの今後に注目です。

ルーク・ケイジはNETFLIXのクロスオーバー作品「ザ・ディフェンダーズ」に合流します。

それを目的に見ていけば楽しさも倍増するので、あなたもドラマ版「アベンジャーズ」を見るためにもルーク・ケイジを見てはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

次の作品はアイアン・フィストです。
関連記事⇒NETFLIXのMARVELドラマ【アイアン・フィスト】シーズン1の感想

関連記事⇒NETFLIXのMARVELドラマ【デアデビル】シーズン2の感想

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