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【初心者向け解説】コインチェックの手数料を抑えて賢く利用するコツ!
仮想通貨取引所のコインチェックは初心者が一番始めに登録しておきたい取引所の一つです。
取引所での操作性の良さと、スマホのアプリも見やすくて評判は良い方だと思うので、利用している方も多いのではないでしょうか。
頻繁に利用すると手数料も気になる所です。
そこで、今回は仮想通貨初心者でもわかりやすく、取引にかかる手数料を解説していきたいと思います。
手数料といっても売買手数料以外にも手数料はかかりますので、手数料の種類を知って賢く取引所を利用しましょう。
目次
手数料の種類
仮想通貨の取引を始める時には何かと手数料がかかります。
手数料は大きく分けて
- 取引所にお金を入金する際の「入金手数料」
- 取引所からお金を出金する際の「出金手数料」
- 仮想通貨を購入する際の「取引手数料」
- 仮想通貨を送ってもらい、それを受け取る際に発生する「仮想通貨の入金手数料」
- 別のアドレスに仮想通貨を送金する際に発生する「仮想通貨の送金手数料」
以上のように分けられます。
入金手数料
コインチェックに申し込みをして、本人確認が完了すると取引が始められます。
まず最初にやらなけらばならないことは、自分のウォレットにお金を入金しなくてはなりません。
お金を入金する際に発生するのが、入金手数料です。
入出金手数料
入金手数料は大きく分けると、銀行振り込みとコンビニ入金/クイック入金に分けられます。
銀行振り込みでの入金は無料ですが、銀行に払う手数料が別途かかります。
コンビニ入金とクイック入金は24時間いつでも入金が可能なので、仮想通貨を急いで買いたい時に便利かもしれませんが、上記のように手数料がかかります。
コンビニ入金はローソン、ミニストップ、セイコーマート、ファミリーマートが取り扱っていて、1,756円(手数料含む)からの受付で一回あたりの上限金額は300,000円になります。
その他、入金後、入金額の半額相当の資産の移動が7日間制限される縛りもあったり、SMS認証と本人確認もあるので少しめんどくさい印象です。
クイック入金も縛りがあり、クイック入金した日本円合計額に相当する資産は7日間移動できない決まりです。
入金ではないので、上の表には載っていませんが、クレジットカードで仮想通貨を直接購入もできます。
しかし、クレジットカードでの購入は、取引手数料に加えカードの決済手数料がかかります。
手数料はその時のレートによって変動するので、はっきりとした金額がない点も注意です。
また、クレジットカードでの購入はビットコインしか対応してないのと、購入後1週間送金できない縛りもあるため、あまりお勧めできません。
以上のことから考えると、取引所への入金は銀行振込で行うのが番だと思います。
銀行振込もATMでやるより、ネットから振込んだ方が手数料は安くなるのでおすすめです。
出金手数料
コインチェックのウォレットから出金し、自分の口座にお金を入れる場合も出金手数料がかかります。
日本円出金手数料 400円
USドル出金手数料 2,500円
ほとんどの方が日本円に出金だと思うので、一回につき400円と覚えておくだけでいいでしょう。
ただし、頻繁に出金するとその分手数料も取られるので、出金は少ない方がいいですね。
取引手数料
仮想通貨購入には取引所と販売所で売買しますが、コインチェックでは取引所での売買はビットコインのみになっています。
販売所での手数料について説明すると、XRP(リップル)やXEM(ネム)などのアルトコインと言われる仮想通貨の売買は、今のところ販売所でしかできません。
基本的に価格を指定して取引をする取引所より、その時々の金額で購入する販売所での値段の方が高いのが一般的です。
手数料は、というと、コインチェックでのコイン購入とコイン売却のレートを見ていただければわかりますが、購入と売却ではレートに差(スプレッド)があります。
そのスプレッドが実質的な手数料となるわけです。
コインチェックでは明確な手数料は出ていませんが、コインや価格の変動によっても手数料は変動します。
購入・売却いずれにしても手数料は取られるということです。
仮想通貨の入金手数料
仮想通貨を相手から送ってもらい、それを自分のウォレットに入金する際にも手数料は発生します。
通常は無料ですが、高速扱いになるとビットコイン建てで手数料が発生します。
これもほとんど利用する機会はないような気もしますが、高額の仮想通貨を急いで送りたい時には便利な機能です。
仮想通貨の送金手数料
仮想通貨を送金の際にも手数料はかかり、それぞれの通貨によって手数料も様々です。
銀行で海外送金をする場合は、本人確認等のわずらわしい手続きや高い手数料を払い、送金完了まで時間がかかることもあります。
しかし、仮想通貨を海外送金で利用すれば手数料も割安でスピーディーに送れるので、今後ますます需要は高まりそうです。
入金手数料を抑えるコツ
仮想通貨取引を始める前には自分のウォレットに入金しなければなりません。
その時に発生する入金手数料を抑えるコツをお得な順に紹介していきます。
ネット振込での入金がおすすめ
一番手数料が少なく抑えられるのはネット扱いの銀行振込です、各金融機関によって手数料は違いますが、ネットで振込めるのであれば、ネットからの振込が一番安く振込めます。
逆に銀行振込でも窓口で振り込む場合は、コンビニ入金よりも高くなる場合があるので注意が必要です。
銀行ATMから入金
次におすすめなのが銀行ATMからの振込です。
コインチェックの振込先は「りそな銀行」と「住友SBIネット銀行」なので、同じ銀行間であれば手数料はさらに安くなるのでお得に振込できます。
ATMでも注意したいのが、コンビニなどのATMは提携の度合いにより手数料が高い場合があるので、普段使っている銀行のATMで振込んだ方が手数料は安く済みます。
コンビニ入金/クイック入金
最後はコンビニ入金/クイック入金です。
24時間入金できるので、早くて便利なんですが、その分手数料も少し割高です。
ネット取引の口座もなく、仕事の都合でどうしても銀行に寄れない方はこれも仕方ないかもしれません。
入金するときは7日間資金移動できない縛りもあることを忘れず、余裕を持って入金しましょう。
コイン購入の手数料を抑えるコツ
コイン購入の手数料も抑えて賢く利用しましょう。
例えれば、500円の手数料でもその500円で買えたはずのコインで10倍価値が上がったらと考えると、すごく損した気分になるので少しの手数料でも安くできるようポイントを紹介します。
頻繁に取引を繰り返さない
仮想通貨は短期売買を繰り返すと手数料も結構な金額になります。
また、雑所得としての税金の計算も面倒なので、できれば長期保有で持っていた方がおすすめです。
手数料だけで何千円もかかっていたら本末転倒なので、その辺のコスト意識も大事にして取引を行ってください。
入金、出金はまとめて行う
入金、出金を頻繁にするとその分手数料も増えます。
出金はまとめて、という方もいるかもしれませんが、ウォレットへの入金も資金がまとまってから振込んだほうが手数料も少なくて済みます。
当たり前のことですが、それができてこその仮想通貨投資だと思います。
ビットコイン売買は取引所を利用する
ビットコインの取引に限ってのことですが、ビットコインを売買するときは販売所ではなく、取引所を利用したほうがお得です。
取引所は販売所と違って購入したい金額を入力して注文を入れます。
少し手間はかかりますが販売所より安く売買出来るので、めんどくさがらずに利用してみましょう。
クレジットカード購入はしない
クレジットカードでビットコインの購入はできますが、おすすめしません。
ビットコインしか購入できないのと1週間送金できない縛りも難点です。
日本円で振込んだ方が自由度が高いので、銀行振込を一番に考えましょう。
ちなみに、わかってはいたんですが、試しにクレジットカードでアルトコインを購入してみたら、すべて入力して最後の決済ボタンを押したらエラーが出たので、迷う方も多いと感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
コインチェックの手数料についてお得な利用方法を紹介してみました。
入金手数料を抑えるコツとしては「ネットからの銀行振込」を利用して手数料を抑える。
コイン購入の手数料を抑えるコツとしては「頻繁に取引を繰り返さない」ことで無駄な手数料を抑える。
以上のことを実践して、お得に仮想通貨取引を行っていただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。