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最近、AI(ロボアドバイザー)を利用した資産運用の情報を目にする機会が増えてきました。
時代の流れなんでしょうが、投資も人間ではなく感情を持たないAIにまかせたほうが運用成績も安定し、投資初心者の方でも気軽に運用しやすいということです。
そこで、今回は初心者でもできる一番簡単な投資、AIによる資産運用のメリットを説明していきます。
これを見ていただければ、投資初心者でもAI(ロボアドバイザー)のメリットがわかり、資産運用の大切さに気付くことでしょう。
とくに仕事が忙しく投資の勉強をする暇のない方は、ロボアドバイザーが心強い味方になるはずです。
目次
AIによる資産運用のメリットとは
AIによる資産運用のメリットはいろいろありますが、大きく絞ると4つ挙げられます。
- 感情に左右されない運用ができる
- 自動(ほったらかし)で資産運用ができる
- 少ない金額からでも始められる
- 入金・出金が簡単にできる
それでは詳しく見ていきましょう。
感情に左右されない運用ができる
AIによる運用のメリットは、感情に左右されないということが一番最初に思いつきます。
自分で株や投資信託等を購入し売買すると100%自分の感情に左右されますが、AIは過去のデータから機械的に設定された数値に基づき機械的な売買を繰り返して目標に近づけるため、人間のような感情に左右されることがありません。
株や投資信託などの金融商品で資産を増やすための基本はとてもシンプルで、「安く買って高く売る」それだけです、それを忠実に行えば資産は増えていきます。
しかし、頭ではわかっていても安くなれば「もっと下がるのではないか」と思い買うのをためらったり、高くなれば「もっと上がるのではないか」と売るのをためらいます。
そして、結局思うように売買ができず時期を逃し損してしまう。
わたし自身も同じで、希望通りの売買ができず売り時を逃してしまい、塩漬けとなった株がいくつかあります。
そうならないためにも、感情に左右されないAIを利用した資産運用はメリットですし、初心者にとっては強い味方なのです。
自動(ほったらかしで)資産運用ができる
AIに資産運用を任せるわけなので、一度お金を預けてしまえばあとは自動で資産運用ができるのもメリットです。
わかりやすく言うと入金や出金以外は、ほったらかしでも勝手に資産が増えていくイメージです。
とはいっても、金融商品はどれも元本の保証はなく元本割れをすることもあるのではと思う方もいるでしょう。
確かに過去のデータを見ても短期的には資産が目減りし、元本割れを起こすこともあります。
ですが、資産運用は短期ではなく、長期投資が原則です。
図を見てもらえればわかりますが、過去の歴史を振り返っても長期的に見れば上昇を続けているのがわかります。
ほったらかしでも資産運用できるということは、仕事が忙しくて銘柄選びなどに時間をかけたくない方や、長期運用で資産を形成したい方にはかなりのメリットがあります。
少ない金額からでも始められる
資産運用と聞くと最低100万円くらいは必要?と思う方も多いようですが、少額からでも始められるのはAIによる資産運用の強みです。
AI(ロボアドバイザー)による資産運用の大手2社である、ウェルスナビとテオを例に挙げると。
ウェルスナビ(WealthNavi)は最低金額は10万円から
テオ(THEO)は最低金額1万円から
となっているので、どれだけ手軽に始められるかということがわかりますね。
また、どちらの運用先も積立てができるので、まとまったお金がなくても未来を見据えて資産形成を行うこともできます。
個人的には銀行で積立てを行うよりは、多少のリスクを負ってでもAIに運用してもらった方が将来より大きいリターンが見込める可能性があるので、少額からの積立ても検討する価値はあります。
入金・出金が簡単にできる
AIによる運用のメリットは入金・出金も簡単にできるということが挙げられます。
資産運用は長期運用が原則なので、頻繁に出し入れするのはおすすめしませんが、いざという時パソコンやスマホから簡単に入出金ができるのはかなり便利ですね。
また、出金はウェルスナビとテオ両方とも3営業日を目安に出金ができ、手続きも簡単なので特に不安要素はない印象です。
AIによる資産運用の先はこの2社
AI(ロボアドバイザー)による資産運用の大手はウェルスナビとテオの2社が人気があり、何かと比較されています。
預かり資産は2018年7月9日時点で900億円突破、申込件数12万口座を突破していることから、預かり資産、運用者数共に一番のロボアドバイザー。
資産運用はノーベル賞受賞者のハリー・マーコビッツ氏が提唱した理論に基づいた「長期・積立・分散」を全自動で行うサービスで、誰でも世界水準の分散投資を行うことができるのが特徴。
投資金額は10万円からで、利用者は投資経験者が多い。
運用パフォーマンスの高さに魅力を感じ、口座開設する利用者が増加していることから急成長している先。
テオ(THEO)
預かり資産は2018年1月31日現在安230億円以上。運用者数は3万2千人で急成長している注目のロボアドバイザーです。
資産運用は最大30種類ETFの組み合わせにより国際分散投資を行っていることと、人の予想や感情などを排除し定量的な分析に立脚してアルゴリズムが行う「クオンツ運用」によって運用を行ているのが特徴。
最低投資金額は1万円からと運用を始める敷居が低いことから、投資初心者や若年層に支持されている。
人気の2社を比較
ウェルスナビとテオ2社の手数料等を比較してみましょう。
ウェルスナビ | テオ | |
手数料 3000万円以下 |
1.0% | 1.0% |
手数料 3000万円以上 |
0.5% | 0.5% |
売買手数料 | 無料 | 0円 |
出金手数料 | 無料 | 0円 |
為替手数料 | 無料 | 0円 |
手数料は3000万円以上と以下でパーセンテージが分かれるが、ウェルスナビ、テオいずれも同じです。
しかし、ウェルスナビの手数料は金額によって長期割が適用されます。
内容は資産運用を継続した期間と運用金額に応じ、最大0.90%(年率)まで手数料を割り引くというものです。
ですので長期で運用するならウェルスナビが一歩リードといった所でしょうか。
おススメはウェルスナビ
AI(ロボアドバイザー)による資産運用を紹介してきましたが、個人的には2社を比べておススメはウェルスナビという結論にいたりました。
理由はいくつかありますが、一番の理由はウェルスナビの魅力はすべてがシンプルということですね。
大切なお金を投資して資産運用を行う、その中で私が思ったのはウェルスナビは入金出金方法、手数料すべてがシンプルで初心者にも理解しやすい点と、一番シンプルなのは運用先が7先と非常にわかりやすい点です。
わたしは資産を運用する先はやはり自分で理解できないといまいち不安なので、運用先が7先その上リスク許容度の比率もわかりやすく説明が乗っていたので、その辺が非常に親切で好印象を受けました。
わたしと同じように運用先を理解したい方は、ウェルスナビのホワイトペーパーを見ていただければすぐにわかると思います。
そして、シンプルと手軽さが皆に受け入れられたため、ロボアドバイザーでナンバー1という実績も付いてきたんだと言えますね。
まとめ
初心者でもできる一番簡単な投資方法、AIによる資産運用のメリットを紹介しました。
メリットはどれもシンプルでわかりやすく、初心者にも簡単に資産運用ができるということです。
- 感情に左右されない運用ができる
- 自動(ほったらかし)で資産運用ができる
- 少ない金額からでも始められる
- 入金・出金が簡単にできる
運用先はウェルスナビがおススメなので、口座開設だけはしておいた方だいいです。
ロボアドバイザーによる資産運用は銀行の定期預金に代わり、これからの資産を築くための主流になっていくものと思われます。
ウェルスナビの更に詳しい説明や申込方法は
関連記事⇒【WealthNavi】AIを使いほったらかしで資産を作る最強の投資術を紹介
関連記事⇒ウェルスナビ【入金・出金方法】初心者でもわかるようにやさしく解説
にありますので、読んでみて下さい。あなたの資産運用にきっと役立つ情報が入っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。