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ブレイク
こんにちは、ブレイクです!

20世紀FOXのマーベル映画「デッドプール2(DEADPOOL2)」の感想です。

前作では人体実験により不死身の肉体を手に入れたデッドプールの活躍を描きましたが、今回は前作よりもさらにグレードアップしていて、クレージーで笑えるポイントが盛りだくさんな作品になっています。

R15指定なのでグロいシーンもあって好みは賛否両論別れると思いますが、映画とは娯楽です、楽しければいいんです。

ということで、ちょっとキモいけど笑えるアクションエンターテイメント作品と考えれば、純分楽しめる作品となっています。

この記事を見ればデッドプールの楽しさが伝わり、思わずもう一度見たくなることでしょう。

ネタバレもありますので、ネタバレしたくない方は作品を見た後に読むことをおすすめします。

 

邦題 デッドプール2

原題 DEADPOOL2

監督 デヴィッド・リーチ 

日本公開 2018年6月1日

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あらすじ

前作から2年後。ミュータントとなった傭兵のウェイド・ウィルソン(デッドプール)は、麻薬カルテルやマフィア構成員を成敗するヒーローとして活動しながら、ガールフレンドのヴァネッサと共に生活していた。

そんなある日、14歳のミュータントの孤児であるラッセルを狙い、機械の腕を持つ戦士ケーブルが未来から現れる。ケーブルからラッセルを守ることを決めたウェイドは、ミュータントたちを集めヒーローチーム「Xフォース」を結成し、彼との戦いを挑む。

「デッドプール2」-ウィキペディア-より引用

 

デッドプール2の感想

まずはネタバレなしの感想から語っていきます。

作品全体の感想としてはエンターテイメント作品としては合格のおもしろい作品でした。

わたし的には、R15指定なので仕方ないのですが、撃たれたり切られたりとグロいシーンが結構あったので少し引きましたね。

ですが、そんなシーンは一昔前の映画と比べるとだいぶ少なくなってきているので、それを期待しているファンからすれば期待通りだったんじゃないでしょうか。

映画は自分の好みで選択して見ればいいので、他の作品との差別化を図ったという点では成功していますね。

作品の流れは終始デッドプールのブラックな笑いが満載で、グロいシーンも笑いに変えるバカバカしさが、何とも言えない世界観を作り出していて続きがまた見たくなるという感じです。

最後の終わりかたも続きを感じさせるので、次回作はあるのか?本家マーベルスタジオ(MCU)との合流はあるのかなど期待させる内容になっています。

マーベル映画のファンは今後のためにも、絶対にチェックしておいた方がいい作品ですね。

アクションシーンや新キャラクターの登場など見ごたえのあるシーンが多かったので、特に注目のポイントは以下に紹介しておきます。

 

アクション満載で見ごたえあり

予告編の映像にも出ていますが、日本刀で弾丸を真っ二つに切るシーンや、連続で打ち出す弾丸を次々にはじき返すシーンなど、日本刀を使ったアクションシーンもふんだんに入っていて、見ごたえはあります。

とくに撃ち出される弾丸を真っ二つに切り裂くシーンはデッドプールシリーズのキッカケとなった作品「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」に登場したデッドプール?も同じアングルで弾丸を切り落としているなど、過去作へのオマージュも含まれているので見逃せません。

また、未来から来たミュータント、ケーブルとの闘いも迫力があり、鬼気迫る感じで展開される演出は見ていて飽きない展開になっていたり、かと思うと、デッドプールの股間攻撃など笑える映像もあり、その後の展開に興奮しっぱなしです。

なぜ引き込まれるのか自分なりに分析すると、緊張感と笑い、この相反する二つの演出が交互に押し寄せてくるので、目が釘付けになりジェットコースターのように感情が揺さぶられるので、つい引き込まれるのだなと分析します。

 

ドミノがいい味出していた

今作から登場した運を操る新キャラクター「ドミノ」がいい味出してたので注目です。

ドミノは運を操る特殊能力を持つミュータントなのですが、戦闘力も高くアクションも難なくこなしていたし、危機的状況で何が起こっても運よく助かるので、安心して見ていられます。

しかも、ただ運が良く強いというだけじゃなく、アフロヘアーのゴツイ外見からのイメージと違って意外にも愛嬌もあってかわいく、引き込まれるキャラだったんですね。

Twitterにも書いてありますが、ドミノ役のザジー・ビーツは主人公でデッドプール役のライアン・レイノルズとのミーティング1回だけでドミノ役をゲットしたとのことなので、本当に運を操れるのかもしれません。

当然ながらドミノは生き残っているので、次回作はまだ決まっていませんが、大いに期待が持てるキャラです。

 

グロおもシーンも多数あり

デッドプールの魅力はグロいシーンもおもしろおかしく変えてしまうところです。

まじめで暗い映画でのグロいシーンはただ単に気持ち悪いだけで終わりますが、そこにおもしろさを加えると、あまりグロく感じなくなるというのが新鮮なのではないでしょうか。

予告編にもありますが、撃たれても刺されても首が反対方向に曲がっても全然気にせず復活するデッドプールはどこか笑えてキモさを感じません。

ケーブルとの死闘のときにかなり痛めつけられますが、変な方向に曲がった体は「コントか?」とさえ思うところもあるので、そんなところも笑いに変えるキャラは他にいないので、やっぱりおもしろいですね。

 

ここからネタバレ!

もっともグロいシーンは

グロおもからの流れで、爆発で全身バラバラになっても復活するデッドプールですが、一番キモグロだったのはミュータントの刑務所で最悪と恐れらていたジャガーノートとのやり取りです。

囚人護送中に「炎を操る子供」ラッセルを暗殺しようとケーブルが迫ります、デッドプール達Xフォース?はケーブルを阻止しようと立ち向かいますが、その中でラッセルは最悪のミュータント、ジャガーノートを仲間にするべく囚人護送車から解き放ちます。

解き放たれたジャガーノートはデッドプールに恨みがあるらしく、上半身と下半身真っ二つに引き裂き恨みを晴らすのですが、結構残酷です。

このシーンはグロいしキモいしマジで引きました。

その後デッドプールは上半身だけ背負われて帰るのですが、そのシーンはスターウォーズでチューバッカに背負われていたC3‐POのようで、それが少し笑えたのがせめてもの救いです。

R15指定だけに子供には見せたくないシーンですね。

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X‐フォースメンバーの活躍

デッドプールがケーブルの暗殺を阻止すべく求人募集で急遽集めたメンバー「X‐フォース」メンバーの活躍も笑えました。

というより、これは長い前振りのコントみたいなものです。

 

X‐フォースメンバーの紹介

求人で集めるというのも笑えますが、求人募集でこれだけすぐにミュータントが集まるというのがもっと笑えますね。

 

ドミノ

アフロヘアーの運を操るミュータント。

ケーブルともガチで戦っているため戦闘能力は高い、求人で集めた中で唯一まともなメンバー。

 

ベドラム

電磁波を操る能力のミュータント。

 

シャッタースター

自称宇宙人のミュータント。

 

ツァイトガイスト

口から強酸性の粘液を吐くミュータント。

 

バニッシャー

透明になれる能力を持つミュータント。

 

ピーター

仕事欲しさで応募してきた一般のおじさん。

 

求人募集で集まった精鋭?を束ねるべく。さっそうと指揮をとるデッドプール。

ヘリからの降下作戦でケーブルが暗殺しようとしているラッセルを守るため、次々と上空から舞い降りるX‐フォースのメンバーたち…

と思ったら、ベドラム、シャッタースター、ツァイトガイスト、バニッシャーの4人は着地に失敗してそれぞれ死亡。

何とか着地に成功したピーターもツァイトガイストを助けようとして、逆に強酸を浴びて死亡。

これは本当に長い前振りによるコントですね。

かわいそうだけど笑えました、大爆笑です。

残ったのはドミノだけ、この前振りはドミノだけは本物、という証明にもなったため意味のある前振りでしたね。

 

残念な点もある

作品は単純に楽しめましたが、残念な点、というかもったいない点もありました。

それはストーリーですね。

ストーリーが少し単調です。

ケーブルが未来からやって来た理由は、未来でラッセルに家族を殺された恨みから、復讐するためにやって来たというものでした。

それだけなんですね。一個人の恨みだけでタイムスリップしてきたというのが少し短絡的に映ったのと、タイムスリップする装置を誰もが簡単に持っているのか?という疑問も出ますね。

次回作に期待を込めて、実は伏線としてまだ任務があるというものだともう少し盛り上がりますが、今現在では情報はそれだけなので、ストーリーが単純に映りました。

もう一つはドミノが求人応募でX‐フォースのメンバーになってということです。

あれだけの能力のある者が簡単に求人募集で見つかるとは少し疑問です。

ドミノも同じく、何か伏線があってX-フォース入りしたのかと考えると納得もできますが、このくだりも次回作に繋がる可能性がありますので、期待を込めて待ちたいと思います。

 

クライマックスの笑い

クライマックスにもデッドプールの笑いがあり、これもコントみたいで大笑いできます。

事の成行からケーブルとも手を組み、ラッセルが悪に染まるキッカケとなった出来事を阻止しようとデッドプールが奔走します。

デッドプールは自分の能力を封印してラッセルを説得、その身を犠牲にした行動にラッセルも改心、未来を変えることに成功します。

そして自分の身を犠牲にしたデッドプールは徐々に弱っていき、そのまま皆に看取られて息を引き取る…

と思ったらまだ息が少しあった、最後の力を振りしぼり別れを告げて今度は本当に息を引き取った…

と思ったら、というくだりが続きコント全開の流れに、少しくらい能力を封印されてもやっぱり死なないデッドプールは結局復活、すべてがうまくいきました。

 

最後は確実に次回作に繋がる気満々?

ラッセルが改心したことで未来が変わりました。

ケーブルが未来から持ってきた焼け焦げたぬいぐるみが普通のぬいぐるみに戻ったことで、ケーブルは家族が生きていることを知ったという訳です。

目的が達成できたケーブルは未来に戻ってもいいわけですが、もう少しこの時代に居ようと言い出します。

デッドプール、ケーブル、ドミノで新しいX‐フォース結成の予感ですね。

これは確実に次回作に繋がると予想できるシーンなので、次はいよいよMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)との合流も期待できますね、というか合流させてください。

 

伏線か?意味不明の映像

伏線か単なるネタかわかりませんが、今回の作品には意味不明の映像がいくつかありました。

X-MENの本拠地である学園に連れてこられたデッドプールは、連れてきたコロッサスとのやり取りのときにX-MENの他のメンバーも出せと文句を言います。

映像が建物内の隣の部屋が少し映ると、サイクロップスやクイックシルバーなど何名かのX-MENのメンバーが映っていました。

デッドプールはそのことに気付かずにシーンは終わりますが、これも20世紀FOXのマーベル映画の次回作、「X-MENダークフェニックス」への伏線になっているのかもしれません。

また、ケーブルの持っていたタイムマシンを使いデッドプールは過去へ遡り「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のウルヴァリンにも会っています。

これもライアン・レイノルズ自身が演じた過去の失敗作のデッドプールを殺すために過去に行ったということです。

その時のウルヴァリンと再会、映像は当時のもので今のデッドプールと世界観の関係性はあるのか?あの失敗作デッドプールとの関係性もわかりませんが、ファンにとっては興味のある再会になっています。

もしかしたらウルヴァリン復活の可能性?そのカギを握る映像かもしれません。

 

まとめ

デッドプール2の感想をお送りしました。

キモさもグロさも笑いも、すべての面でグレードアップした内容に、初めて見る方も目が釘付けになってデッドプールの魅力に取りつかれることでしょう。

次回作はいつあるのか期待していますが、どんな形であれデッドプールはまた戻って来ると、わたし自身確信しています。

マーベルの作品の中でも異彩を放つこの作品は、きっとMCUにも合流してくれるだろうと密かな期待もしているので、そんなことも考えながら新しい情報を楽しみに待ちましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

関連記事⇒マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とは何なのか解説。フェイズ4の情報も随時更新中。

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