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 MotoGP 2017 第10戦チェコGP 結果と感想

MotoGP好きな管理人ブレイクが個人目線で結果と感想を語ります。

 

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今回のモトGPは第10戦チェコGP

 

コース説明

場所 チェコ ブルノ・サーキット

コース長 5.403㎞ 最長ストレート 636m

コーナー数 15(右コーナー 9 左コーナー 6)

全 22 周

 

スターティンググリッド

1列目
93
M.マルケス
スペイン
ホンダ
46
V.ロッシ
イタリア
ヤマハ
26
D.ペドロサ
スペイン
ホンダ
2列目
04
A.ドビツィオーゾ
イタリア
ドゥカティ
35
C.クラッチロウ
イギリス
ホンダ
99
J.ロレンソ
スペイン
ドゥカティ
3列目
25
M.ビニャーレス
スペイン
ヤマハ
9
D.ペトルッチ
イタリア
ドゥカティ
19
A.バウティスタ
スペイン
ドゥカティ
4列目
10 11 12
5
J.ザルコ
フランス
ヤマハ
41
A.エスパロガロ
スペイン
アプリリア
76
L.バズ
フランス
ドゥカティ
5列目
13 14 15
42
A.リンス
スペイン
スズキ
94
J.フォルガー
ドイツ
ヤマハ
43
J.ミラー
オーストラリア
ホンダ
6列目
16 17 18
8
H.バルベラ
スペイン
ドゥカティ
17
K.アブラハム
チェコ
ドゥカティ
44
P.エスパロガロ
スぺイン
KTM
7列目
19 20 21
38
B.スミス
イギリス
KTM
29
A.イアンノーネ
イタリア
スズキ
53
T.ラバト
スペイン
ホンダ
8列目
22 23 24
22
S.ロウズ
イギリス
アプリリア
45
S.レディング
イギリス
ドゥカティ

 

チェコGPレース内容

今回のレース、雨は上がっていたものの路面はウェットの状態。晴れ間も出てきたため今後の路面は微妙な状態、タイヤチョイスが勝敗を分けるカギとなるのか注目です。

スタートは第9戦ドイツに続きポールポジションを獲得したホンダのマルケスから第1コーナーへ、ロレンソ、ペドロサが後を追う、ドビツィオーゾ、ロッシもいい位置につけている。

1周目、少ししてロレンソがマルケスを抜きトップへ浮上、そのままマルケスを引き離しにかかる。

路面がウェットのためレースは混戦模様、ポイントランキングトップのマルケスはじりじりと後退するなか、ロッシ、ドビツィオーゾが2位3位と上がってきている。

残り20周、路面は走行ラインの場所が乾き始めてきたところでマルケスがピットイン、ドライタイヤのマシンに乗り換え一気に勝負に出る。

その後、続々とピットインするマシンが出てくるなか、ピット内でイアンノーネが他のバイクと接触、転倒するというアクシデントが起こる。

路面がウェットからドライに変わりマシンの乗り換えのタイミングも各ライダーバラバラだったためレースは混戦、先が読めない状況が続く。

レインタイヤでトップを走行中のロッシだがドライタイヤのマシンに乗り換えたマルケスは4位まで迫ってきている。

残り17周でようやくレインタイヤで走行していた先頭集団のロッシ、ドビツィオーゾがピットイン、ザルコだけはピットインしなかったため一時トップになるがマルケスにあっという間に抜かれマルケスがトップに再浮上。

残り13周で順位はトップマルケス、2位ペドロサ、3位ビニャーレスで固まってきた、後続はまだ混戦状態が続いている。

残り6周でバズ転倒。

残り5周ロッシがペトルッチを抜き5位へ、前を走るクラッチロウを狙い4位争いへ。

レースはラストラップに突入、上位陣の順位は変わらない中、ロッシがついにクラッチロウを捕らえ4位に。

最後は2戦連続ポール・トゥ・ウィンでマルケス、2位ペドロサ、3位ビニャーレスの順でチェッカーを受けた。

 

レース結果

優勝 M.マルケス

2  D.ペドロサ

3  M.ビニャーレス

4  V.ロッシ

5  C.クラッチロウ

6  A.ドビツィオーゾ

7  D.ペトルッチ

8  A.エスパロガロ

9  P.エスパロガロ

10  J.フォルガー

11  A.リンス

12  J.ザルコ

13  K.アブラハム

14  J.ミラー

15  J.ロレンソ

16  S.レディング

17  T.ラバト

18  S.ロウズ

19  A.イアンノーネ

20  H.バルベラ

リタイア

B.スミス

L.バズ

A.バウティスタ

 

ポイントランキング

1位 M.マルケス     154 Pts

2位 M.ビニャーレス   140 Pts

3位 A.ドビツィオーゾ  133 Pts

4位 V.ロッシ        132 Pts

5位 D.ペドロサ     123 Pts

 

感想

サマーブレイク明け後半戦最初のチェコGPはウェットな路面とピットインでのマシンの乗り換えが明暗を分けたレースでした。

優勝したマルケスは一番早くマシンを乗り換えて勝負に出ました、これが吉と出ての優勝。元から実力のある選手ですが今回の選択は素晴らしかった。もう1周ピットインが遅れていたら全く違う展開になってたことと思います。

2位でフィニッシュしたペドロサはピットインでの流れもスムーズにできたため上位をキープできいい結果が残せました。

3位のビニャーレスはスターティンググリッドでは7位でしたが気が付けば3位という感じ。最近勢いがなかった分後半戦のこれから期待してます。

ピットインの際、転倒してしまったイアンノーネは不運でした。終わってみれば19位、思いっきり影響してますね、あんなシーンめったにないのでピットでも気を抜いちゃあいけないってことですね。

スタートこそ調子がよかったロレンソも15位と低調です、予選もそこそこ早いのに今回はピットでもたついて順位を大きく落とし本当に残念です、ここまで勝てないとかわいそうですね。個人的にロレンソはそんなに興味ないですが応援したくなります。

ロレンソはフロントカウルにウイングらしきものを付けていろいろと実験的な事をやっているので、今後も注目して見守りたいと思います。

ロッシ、ドビツィオーゾも残念でした、ピットに入るタイミングを完全に見誤ってしまい表彰台を逃しました。しかしながらロッシのマシン乗り換え後の追い上げは凄く、楽しく見れたという点ではさすがロッシです。

 

あとがき

今年も鈴鹿8時間耐久ロードレースがありましたね。予選しか見なかったし、バイクレースはモトGPしか見ていないので知っている選手も少ないんですけど。

今回優勝したヤマハファクトリーレーシングチームのロウズはモトGPライダーですね。

4位だったチームMuSASHI RT HARC-PRO.Hondaの高橋巧、ジャック・ミラー、中上貴晶の三人はモトライダーなので応援していました。

モトGPのライダーがもう少し出てくれると8耐見ようかなという気にもなります。

なかなか利害関係が絡み難しそうですけど期待してしまいます、モトGPライダーはなんだかんだ言っても早いですからね、いつも下位にいるライダーも本当は早いんだぞ、という意味も込めて出てくれたらいいのにな。

 

 

 

次回のレース
MotoGP 2017 第11戦オーストリアGP 結果と感想はこちらからどうぞ

前回のレース
MotoGP 2017 第9戦ドイツGP 結果と感想はこちらからどうぞ

 

 

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