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機動戦士ガンダム
 THE ORIGIN Ⅳ 
  運命の前夜 感想

 

 

運命の少女との出会い、そして人類史上初のモビルスーツ戦へ。

安彦良和先生原作の「機動戦士ガンダム ジオリジン」の映像化作品第4弾。

機動戦士ガンダムでの一年戦争、その前の戦争であるルウム会戦はいかにして開かれるのか、その道筋をたどる作品である。

コミックスでは機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11) (カドカワコミックスAエース)-開戦編・前編-の最後の一話分と機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (12) (カドカワコミックスAエース)-開戦編・後編-の映像化。

ガンダム好きに加え安彦良和先生好きなブレイクが感想を書いていきます。

あらすじ

自ら扇動して起こした「暁の蜂起」後に地球へと向かったシャア・アズナブルは、不思議な力を備えた少女ララァ・スンと出会う。一方、RX-78開発計画を進めようとするアムロ・レイの父テム・レイは、月に亡命したジオンのモビルスーツ開発の鍵を握るミノフスキー博士を追い掛ける。そして月面では、人類史上かつてないモビルスーツの決戦が行われようとしていた。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅳ 暁の蜂起」-シネマトゥデイーより引用

 

感想

運命の前夜、そのタイトルにふさわしく様々な運命が交錯、いかにしてルウムへとつながるのか非常に気になります。

一番びっくりしたシーンはシャアがジオンの士官学校を離れた後、南米ジャブローの建設現場で働いていたところ。

ジオンに帰った際には手土産の一つも持って帰れるようにジャブローに潜入して情報収集をしていたのでしょうか。

その辺の経緯はコミックス5巻に収録されているので興味のある人はぜひ読んで見てください。

今回の作品も見どころがたくさん詰まっています。

シャアとララァの出会いもその一つでシャアが工事現場で暗殺者と戦うシーンがありましたが、シャアはララァによってニュータイプへと導かれたんだなと改めて思いました。

ミノフスキー博士の亡命も阻止されてしまいましたが、もしこれが成功していたなら、連邦とジオンのミリタリーバランスはどうなっていたのか興味深くもあり、非常に残念なところです。

人類史上初のモビルスーツ戦はジオンの圧倒的な勝利に終わりました。

ガンキャノンが弱すぎて手も足も出なかったというところでしょうか。

ジオンのエースパイロット5人の競演も興奮しました。

赤い彗星、青い巨星、黒い3連星と異名を持つそれぞれのキャラのルウムでの活躍も楽しみです。

アムロの父テム・レイもRX計画を進めています。

ガンキャノンのできの悪さにいち早く気が付いていたテム、早くガンダムを完成させてその活躍を見せてもらいたいものです。

そしてこの勢いのままファーストガンダムをもう一度リメイクしていただきたい。

アムロもサイド7にきてフラウ、カイ、ハヤトも出てきて着々と役者がそろってきました、でもアムロはまだ一市民なので活躍はまだまだ先になりそうです。

 

心に残った名シーン

シャアと暗殺者の決闘シーン・・・工事現場でのシャアと暗殺者の決闘シーンは見ものです。

この辺のララァとのいきさつや組織の背景をもう少し深く掘り下げてもよかったのではと思うほどドキドキするシーンです。

今のご時世テレビでは絶対に流せない映像です。

 

モビルスーツ戦・・・人類史上初のモビルスーツ戦と銘打っていただけにどんな展開になるのかと気になっていたが結果はガンキャノンの惨敗ですね。

ジオンのモビルスーツがあまりに強すぎたということでしょうか。メンバーもランバ、ガイア、マッシュ、オルテガ、シャアとこの5人がそろって先頭に参加するところはファンとしてはたまりません。

超貴重なシーンですね。

 

アムロの自己中な行動にキレたフラウのシーン・・・ジオン公国が戦線を布告し各地で戦闘が始まる中、フラウがアムロのために夕食を作って持っていくが、アムロはパソコンに夢中になりすぎて下に降りてこない。

見かねたフラウが泣きながら切れたシーン。

アムロもこの時はまだ一般市民で戦争に巻き込まれるなど思ってもいない。

その後の大活躍のギャップがありすぎて、アムロも一人の人間なんだと感じてしまった。

 

引っかかった疑問点

工事現場での戦闘・・・地元のマフィア?に囲まれたシャアは建設現場のモビルワーカーを使ってマフィアたちをボコボコにしてしまいます。

もうめちゃくちゃです。

その後、建設現場の人たちはどうなってしまったのか、後始末はどうなったのか気になって仕方ありません。

 

キシリアの月での行動・・・キシリアが身分を偽って月へ行った本当の理由は何だったのでしょうか。

ミノフスキー博士の亡命阻止かグラナダのジオン軍常駐の交渉か目的がイマイチはっきりしない印象を受けた。

諜報部員のベルクマンが情報を漏らしたとして殺されてしまったのも怖すぎでしょう。

 

遊び心のシーン

アムロのしましまパンツ・・・アムロは自宅ではしましまパンツで歩き回っていて、父親であるテムに怒られていたシーン。

以前テレビで見たけど原作者で監督の安彦先生が、今回のアニメの設定でアムロのパンツは最初はしましまではなかったが(コミックスではしましま)パンツをなぜしましまにしないのかとの指摘が殺到したためしましまパンツにしたとの話をしていた。

しましまパンツと言えばデカパン先生を思い出しました。

 

まとめ

シャアとララァの出会いの話とか、月でのモビルスーツ戦での5人揃っての戦闘はテンション上がりまくりです。

今回はドラマとしてのストーリーも見ごたえがあり、モビルスーツの戦闘シーンもバランスよく配置されていて飽きさせない感じでした。

何度でも見返せるし見返すたびに新しい発見があります。

あらためてこの物語はファーストガンダムを見た世代にはグサッと刺さりまくりの内容となっているので、30代後半から40代の大人の世代にこそ見てほしい作品です。

次回からはルウムでの会戦に向けて物語はさらに熱くなっていきます。

シャアは如何にして赤い彗星と呼ばれるようになったのか。

なぜ一年戦争へと突入したのか。

セイラのその後はどうなったのかなど知りたいことは山ほどあります。

最後にアムロの活躍にも期待したいのですが、それはもう少し先の話になりそうなのでもう少し待ちましょう。

今後も続いていくこの作品、どういう展開を経て宇宙世紀0079を迎えるのか楽しみにしながら見守っていきたい。

 

関連記事⇒ 機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅴ 激突 ルウム会戦 感想

 

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