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MotoGP 2017 第18戦 バレンシアGP 結果と感想

 マルケスVSドビツィオーゾ最後まで予測不能の年間チャンピオンを制したのは。

 

MotoGP好きな管理人ブレイクが個人目線で結果と感想を語ります。

コース説明

場所 バレンシア・サーキット(リカルド・トルモ・サーキット)

コース長 4.051㎞ 最長ストレート 876 m

コーナー数 14(右コーナー 5 左コーナー 9)

全 30 周

天候 快晴 気温 23℃

コースコンディション ドライ

 

スターティンググリッド

1列目
93
M.マルケス
スペイン
ホンダ
5
J.ザルコ
フランス
ヤマハ
29
A.イアンノーネ
イタリア
スズキ
2列目
99
J.ロレンソ
スペイン
ドゥカティ
 26
D.ペドロサ
スペイン
ホンダ
51
※M.ピッロ
イタリア
ドゥカティ 
3列目
46
V.ロッシ
イタリア
ヤマハ
41
A.エスパロガロ
スペイン
アプリリア 
04
A.ドビツィオーゾ
イタリア
ドゥカティ
4列目
10 11 12
42
A.リンス
スペイン
スズキ
44
P.エスパロガロ
スぺイン
KTM
43
J.ミラー
オーストラリア
ホンダ
5列目
13 14 15
25
M.ビニャーレス
スペイン
ヤマハ
53
T.ラバト
スペイン
ホンダ
9
D.ペトルッチ
イタリア
ドゥカティ
6列目
16 17 18
35
C.クラッチロウ
イギリス
ホンダ
38
B.スミス
イギリス
KTM 
17
K.アブラハム
チェコ
ドゥカティ
7列目
19 20 21
36
※M.カリオ
フィンランド
KTM 
8
H.バルベラ
スペイン
ドゥカティ
19
A.バウティスタ
スペイン
ドゥカティ
8列目
22 23 24
45
S.レディング
イギリス
ドゥカティ
76
L.バズ
フランス
ドゥカティ 
22
S.ロウズ
イギリス
アプリリア 
9列目
25    
60
※M.ファンデルマーク
フランス
ヤマハ
    

※M.ピッロ、M.カリオはワイルドカードでの出場。

 M.ファンデルマークはJ.フォルガーの代役で出場。

 

 バレンシアGPレース内容

バレンシア・サーキットは快晴に恵まれ、路面温度は26℃、風速は2.2mと今季最後のレースを締めくくるにふさわしい天候。

現在のポイントランキングはマルケスがトップで282Pts、2位のドビツィオーゾは261Pts。

年間チャンピオンになるための条件は、マルケスは11位以内、ドビツィオーゾは自身が優勝しマルケスは12位以下の場合とマルケスの圧倒的有利だが、レースは最後まで目が離せないため終わってみるまでわからない状況。

スタートから第一コーナーへの進入はマルケスがトップ、続いてペドロサ、スズキのイアンノーネが続く、ロレンソ、ドビツィオーゾのドゥカティ勢もいい位置に付けている。

1周目からザルコが調子よく順位を上げて、イアンノーネを抜き3位に浮上してきている。その間にバウティスタ転倒。

残り29周、ザルコがペドロサをコーナーで抜き2位へ。

残り28周にはカリオが転倒、リタイア。

残り27週、ザルコはマルケスも抜きトップへ、ザルコのタイヤチョイスはフロント、リアともにソフトタイヤをチョイス、前半でアドバンテージを取りたい作戦だが、タイヤの消耗が激しいため、後半には不利になるこの作戦がどう出るかも注目です。

残り26周、レディング、A.エスパロガロが第一コーナーで相次いで転倒、今回のレースは転倒が目立つレースで最後まで展開が読めなそうだ。

レースはこう着状態が続き、トップザルコ、2位マルケス、3位ペドロサ、4位ロレンソ、5位ドビツィオーゾの順でしばらく動きのない展開になる。

残り12周でピットに動きが、4位のロレンソに指示があり5位のドビツィオーゾに順位を譲れというチームオーダーが出た。

ドビツィオーゾの年間チャンピオンは、ドゥカティのメーカーとしても喉から手が出るほどほしいところ。

チームオーダーという異例の作戦に出るドゥカティ勢の作戦は成功するのか、面白い展開になってきた。

残り11周、マルケスはしきりに後ろを気にしている、ドビツィオーゾの動向が気になるようで、集中力が切れないか心配だ。



残り8周、マルケスが最終コーナーでザルコを抜きトップへ。

その間、ドゥカティ勢はロレンソにチームオーダーを出しているにもかかわらず、ロレンソはドビツィオーゾに順位を譲る気配は全くない様子で走行している。チームオーダー失敗か?

マルケスがホームストレートから第一コーナーへ入る瞬間アクシデントが、コーナーでスリップダウンし完全に滑って転倒している。

それでも何とかバイクを立て直し、転倒を免れたが、順位を大きく落とし5位になってしまった。

残り6周、ロレンソがコーナーでまさかの転倒リタイア。3位を走っていただけに残念。

続けざまにドビツィオーゾもブレーキングミスからコースアウトし転倒、すぐにバイクを起こしレースに戻るも上位入賞を逃し総合優勝の夢はここで消えた。

ドビツィオーゾは最後まで走ることができず、ピットへ戻るもピットは拍手でドビツィオーゾを向かい入れ今期の健闘をたたえた。

チームのやさしさに胸が熱くなる瞬間です。

ラストラップでもマルケスは第一コーナーをミスしオーバーラン。

集中力が切れているが3位をキープしている。

ペドロサはコーナーでザルコを抜きついトップへ、安定した走りでこのまま順位をキープしトップでチェッカーを受け、地元スペインで今季2勝目を上げた。

2位はザルコ、3位はマルケスの順でゴール。

マルケスはポイントランキングトップで、年間チャンピオンを決め、2年連続4度目のタイトル獲得となった。

 

レース結果

優勝 D.ペドロサ

2  J.ザルコ

3  M.マルケス

4  A.リンス

5  V.ロッシ

6  A.イアンノーネ

7  J.ミラー 

8  C.クラッチロウ

9  M.ピッロ

10  T.ラバト

11  B.スミス

12  M.ビニャーレス

13  D.ペトルッチ

14  K.アブラハム

15  H.バルベラ

16  L.バズ

17  M.ファンデルマーク

リタイア P.エスパロガロ

     A.ドビツィオーゾ

     j.ロレンソ

     S.ロウズ

     A.バウティスタ

     S.レディング

       A.エスパロガロ

       M.カリオ

 

ポイントランキング

1位 M.マルケス          298 Pts

2位 A.ドビツィオーゾ  261 Pts

3位 M.ビニャーレス   230 Pts

4位 D.ペドロサ       210 Pts

5位 V.ロッシ      208 Pts

 

感想

今年のMotoGP最終戦はバレンシアGPまで年間チャンピオンを争う展開になり、非常に盛り上がったレースでした。

マルケスの圧倒的有利な状況の中、ドビツィオーゾがどこまで食らいつけるのか、まさかの逆転劇はあるのかなど先の読めない展開に誰もが興奮したことでしょう。

ふたを開けてみれば、年間チャンピオン争いはドビツィオーゾの転倒、リタイアにより幕を閉じました。

その前にマルケスのあわやの転倒寸前の(転倒といってもいいかもしれません)走りがあり、めちゃくちゃヒヤヒヤしました。

マルケスは中盤から何度も後方を振り返り、全然集中できていなかったように見えました。

ですので、転倒寸前から持ちこたえたのは、奇跡としか言いようがありません。

私は何年もMotoGPを見ていますが、あんな状況から転倒せずに復活した走りを見せたライダーなど見たことがありません。

それほど凄いことで、そんな走りの中での年間チャンピオンはマルケスにとっても思い出深い年になったのではないでしょうか。

ドビツィオーゾについても開幕からは誰も予想しなかった大活躍で、ここまでトップ争いができただけでも得るものはあったと感じます。

だた一つ断念なのは、中盤にロレンソがチームオーダーによりドビツィオーゾを先に行かせるよう指示が出ていたにもかかわらず、それを無視する形で走り続けたこと。

確かに終盤ドビツィオーゾは調子が上がらなかったが、チームオーダー後すぐにロレンソがドビツィオーゾを先に行かせていたら、レース展開は変わっていたかもしれません。

結果的にドビツィオーゾは自らのブレーキングミスが原因でリタイアとなってしまいましたが、ピットに戻る際のピットクルーの暖かい出迎えは、見ていいて心が熱くなりました。

ドゥカティのマシンで今季6回の優勝を飾れたことは素晴らしいことで、ドゥカティにとってもドビツィオーゾにとっても誇れる活躍だったことでしょう。

来年のドゥカティ勢の活躍にも注目です。

 

あとがき

今年のMotoGPを振り返ると、前半は今年から出場しているヤマハのビニャーレスが開幕2連勝したため、レースをかき回してくれるかなと思っていたところ、後半は調子が出ず活躍できませんでした。

その代わりにドゥカティのドビツィオーゾが頭角を現し、レースを面白くしてくれました。

やはり予測のつかない展開はワクワクして見られるし、面白いですね。

いつもは日本GPくらいで年間チャンピオンが決まるパターンですが、今年は最終戦まで決まらなかったので、皆さんも思う存分MotoGPを楽しめたんじゃないでしょうか。

結果的には安定して優勝や表彰台を獲得していたマルケスが年間チャンピオン。

24歳にして4度目の年間チャンピオンは圧倒的としか言いようがないですね。

王者の貫禄が付いてきたマルケス、来年もこの勢いが続くのか注目です。

来年は中上選手のMotoGPへの参戦が決まっているので、今年以上に日本でMotoGPが盛り上がってほしい。

そんな期待を込めて、来年の開幕を楽しみに待ちたいと思います。

 

私のMotoGPの記事は第4戦から書き始めています。

中途半端なスタートでしたが、最終戦の18戦まで記事を書く事ができました。

このつたない文章で何とか書ききることができましたが、来年はもう少しだけパワーアップしてより面白い価値ある内容にできるよう頑張りますので、MotoGPを一緒に盛り上げていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

前回のレース
MotoGP 2017 第17戦マレーシアGP 結果と感想はこちらからどうぞ。

 

 

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