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住宅ローンの金利を下げる交渉術
人生で一番大きな買い物といえば住宅ではないでしょうか。
そして、住宅を購入すれば住宅ローンを組む。
住宅ローンを組む人のほとんどが30年~35年の返済期間で毎月返済をしていることと思います。
その毎月の返済が少しでも安くなればうれしいと思いませんか。
住宅ローンの金利は低下が続いていて1%以下は当たり前の状況です。
もしも今払っている住宅ローンの金利が1%以上であれば、誰でもできる金利交渉のテクニックをお教えしたいと思うので、読み進めていただければ幸いです。
メリットがあると思われる方
・地方銀行で借りている
・金利が1%以上ある
・借入残高が1,000万円以上ある
この条件が3つとも当てはまる方は金利が下がる可能性大です。
金利が1%以下で借りている方はさほどメリットはないので、対象となるのは1%以上で住宅ローンを払い続けている方です。
住宅ローンの返済方法は固定金利、変動金利や返済期間も様々なので、個別の具体的なアドバイスはできませんが、一般的な金利を引き下げるための交渉術を話したいと思います。
他行の金利の情報を調べる
まず、一番最初にやらなければならないことは他行(他の銀行)の住宅ローン金利の状況を調べることです。
あなたが利用している住宅ローンと同じ条件、例えば変動金利か固定金利か、固定であれば3年固定、5年固定等の条件を確認してください。
確認して条件が同じような商品があれば、早速店頭へ行き住宅ローンの借り換えをした場合の相談をしてみましょう。
そして、簡単な返済のシミュレーションをしてもらい、その書類をいただきましょう。
返済実績表をもらいに行く
次はあなたが住宅ローンを取引している銀行へ行き、返済実績表の話をしましょう。
返済実績表は呼び方は違うかもしれませんが、要するに住宅ローンの毎月の引落の実績がわかる書類の事です。
銀行で書類を出してもらうと手数料がかかると思うので、いくらかかるのか先に聞いたほうがいいです。
銀行側から「住宅の借り換えですか」とか聞いてきたら占めたもの。
銀行は住宅ローンの借り換えでお客さんが他行へ流出するのを嫌うので、絶対に引き留めるはずです。
そこで何も言ってこなければ住宅ローンの借り換えを検討している旨を話し、融資担当に代わってもらいましょう。
金利引き下げの交渉を行う
最後は金利の交渉です、最初に他行でもらった返済のシミュレーションを見せて、交渉しましょう。
極端に金利が下がることはないと思いますが。
少しでも下がれば毎月の返済も楽になるし、手数料も他行への借換よりは格段に安く済むので良いことづくめです。
毎月の返済額、金利引下げの手数料等、確認し納得すれば金利を引き下げてもらいましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
他行の返済シミュレーションさえ手に入れば、金利引き下げの交渉は簡単にできると思います。
仮にうまくいかなかったとしても現状は変わらないので、なんのデメリットもないはずです。
住宅ローンの支払期間は長いので、ダメもとで1回は交渉してみて、少しでもお得に生活が送れるよう行動してみましょう。