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MotoGP 2017 第7戦カタルーニャGP 結果と感想
MotoGP好きな管理人ブレイクが個人目線で結果と感想を語ります。
今回は第7戦カタルーニャGP
コース説明
場所 スペイン カタルーニャ サーキット
コース長 4.727㎞ 最長ストレート 約1㎞
コーナー数 16(右コーナー 9 左コーナー 7)
全25周
スターティンググリッド
1列目 |
1 | 2 | 3 |
26 D.ペドロサ スペイン ホンダ |
99 J.ロレンソ スペイン ドゥカティ |
9 D.ペトルッチ イタリア ドゥカティ |
2列目 |
4 | 5 | 6 |
93 M.マルケス スペイン ホンダ |
41 A.エスパロガロ スペイン アプリリア |
8 H.バルベラ スペイン ドゥカティ |
3列目 |
7 | 8 | 9 |
04 A.ドビツィオーゾ イタリア ドゥカティ |
94 J.フォルガー ドイツ ヤマハ |
25 M.ビニャーレス スペイン ヤマハ |
4列目 |
10 | 11 | 12 |
19 A.バウティスタ スペイン ドゥカティ |
45 S.レディング イギリス ドゥカティ |
29 A.イアンノーネ イタリア スズキ |
5列目 |
13 | 14 | 15 |
46 V.ロッシ イタリア ヤマハ |
5 J.ザルコ フランス ヤマハ |
43 J.ミラー オーストラリア ホンダ |
6列目 |
16 | 17 | 18 |
76 L.バズ フランス ドゥカティ |
35 C.クラッチロウ イギリス ホンダ |
17 K.アブラハム チェコ ドゥカティ |
7列目 |
19 | 20 | 21 |
53 T.ラバト スペイン ホンダ |
44 P.エスパロガロ スぺイン KTM |
22 S.ロウズ イギリス アプリリア |
8列目 |
22 | 23 | 24 |
50 S.ギントーリ※ フランス スズキ |
38 B.スミス イギリス KTM |
※ギントーリはリンスの代役
カタルーニャGPレース内容
今回のレースはスタートからアクシデント、予選3位スタートのペトルッチがスタート直後左に寄りすぎてマルケスと接触。大事には至らなかったがマルケスにとっては波乱のスタートとなった。
第一コーナーへはペドロサ、ロレンソ、マルケスの順に侵入、ドビツィオーゾも4位といい位置につけている。
その後すぐにロレンソがペドロサを抜きトップへ、マルケスも後を追うようにペドロサを抜き2位へ。
レースが動いたのは残り20周、コーナーの突っ込みでマルケスがロレンソを抜きトップへ、少しはじかれるような形となったロレンソはペドロサにも抜かれ3位、少しして今度はドビツィオーゾがロレンソをパスし3位へ浮上。
残り18周A.エスパロガロがエンジントラブルでリタイヤするなか、上位グループの動きはホームストレートで2位を走っていたペドロサがマルケスをパスしトップへ。
3位につけていたドビツィオーゾがコーナーの突っ込みでマルケスを抜き2位。
残り9周でドビツィオーゾが仕掛ける。ドゥカティの特徴であるストレートの速さを活かしホームストレートでスリップストリームを使いペドロサをパスしトップに浮上。
マルケスも残り8周でペドロサを抜き2位、ドビツィオーゾを追いかける展開となる。
残り2周、5位を走行していたペトルッチがコーナーで転倒、リタイヤとなる。
ラストラップ、トップを独走のドビツィオーゾはマルケスの追随を振り切りゴールを目指す、途中観客を煽るしぐさを見せる余裕すらある。
ドビツィオーゾは第6戦のイタリアGPに続き今季2連勝となりウイリーでゴール、2位マルケス、3位ペドロサの順にチェッカーを受けた。
レース結果
優勝 A.ドビツィオーゾ
2 M.マルケス
3 D.ペドロサ
4 J.ロレンソ
5 J.ザルコ
6 J.フォルガー
7 A.バウティスタ
8 V.ロッシ
9 H.バルベラ
10 M.ビニャーレス
11 C.クラッチロウ
12 L.バズ
13 S.レディング
14 K.アブラハム
15 T.ラバト
16 A.イアンノーネ
17 S.ギントーリ
18 P.エスパロガロ
19 S.ロウズ
リタイア A.エスパロガロ J.ミラー
D.ペトルッチ
ポイントランキング
1位 M.ビニャーレス 111 Pts
2位 A.ドビツィオーゾ 104 Pts
3位 M.マルケス 88 Pts
4位 D.ペドロサ 84 Pts
5位 V.ロッシ 83 Pts
感想
今回のカタルーニャGPは天候にも恵まれ暑さとの闘い、タイヤの消耗も激しく無理のできないレース展開でした。
終わってみればドゥカティのワークスライダー、ドビツィオーゾの今季2連勝という形で幕を閉じました。
ドゥカティのマシンはストレートが早いだけのイメージがありましたが、ドビツィオーゾはストレートの速さとコーナーへ入る際のブレーキングをうまくコントロールできていたため、今回はドビツィオーゾのテクニックの勝利という感じを受けました。
今回2位のマルケスもスタート直後、ペトルッチにぶつけられた際は緊張が走りましたが、その後は安定した走りを見せて手堅くポイントを獲得。ペドロサも3位とホンダワークス勢は決して悪くない走りでしたので次のレースでも大いに期待しています。
今回、イマイチ乗れていなかったのがヤマハのワークス勢。ロッシ8位、ビニャーレス10位という結果にライダーよりもマシンに問題があるのかと気になってしまいます。
ヤマハのサテライト勢であるザルコ5位、フォルガー6位で結果も残しているので、ヤマハワークスチームはもっと頑張ってほしいものです。
ポイントランキングでは前回3位だったロッシが5位に転落、しかし3位のマルケスとの差はわずか5ptsなのでその差は問題ないものと思われます。生ける伝説であるロッシが今後どこまでランキング上位に食い込めるかも注目です。
あとがき
ヨーロッパでは人気の高いMotoGPも日本ではイマイチ人気がありません、Moto2、Moto3クラスには日本人はいますがMotoGPクラスに日本人ライダーがいないことは少し寂しいですね。
昔のように日本人が表彰台を独占していた時代がまた来てほしい、そんな願いもありますが、今の日本の景気ではお金をつぎ込んで子供にレースをさせる親も少なくなってきているのでしょうか?
いつの時代でも夢を持って、その夢に向かって努力していくことこそが人生であると思うし、そういう人たちが多くいる国の方が魅力的です。
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