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 MotoGP 2017 第14戦 アラゴンGP 結果と感想

 アップダウンの激しい高速コースを制するのは誰だ!

MotoGP好きな管理人ブレイクが個人目線で結果と感想を語ります。

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コース説明

場所 モータランド・アラゴン

コース長 5.078㎞ 最長ストレート 968 m

コーナー数 16(右コーナー 9 左コーナー 7)

全 23 周

天候 晴れ 気温 27℃

コースコンディション ドライ

 

スターティンググリッド

1列目
25
M.ビニャーレス
スペイン
ヤマハ
99
J.ロレンソ
スペイン
ドゥカティ
46
V.ロッシ
イタリア
ヤマハ
2列目
35
C.クラッチロウ
イギリス
ホンダ
93
M.マルケス
スペイン
ホンダ
26
D.ペドロサ
スペイン
ホンダ
3列目
04
A.ドビツィオーゾ
イタリア
ドゥカティ
41
A.エスパロガロ
スペイン
アプリリア
19
A.バウティスタ
スペイン
ドゥカティ
4列目
10 11 12
29
A.イアンノーネ
イタリア
スズキ
5
J.ザルコ
フランス
ヤマハ
36
※M.カリオ
フィンランド
KTM
5列目
13 14 15
 43
J.ミラー
オーストラリア
ホンダ
44
P.エスパロガロ
スぺイン
KTM
17
K.アブラハム
チェコ
ドゥカティ
6列目
16 17 18
9
D.ペトルッチ
イタリア
ドゥカティ
76
L.バズ
フランス
ドゥカティ
 94
j.フォルガー
ドイツ
ヤマハ
7列目
19 20 21
8
H.バルベラ
スペイン
ドゥカティ
42
A.リンス
スペイン
スズキ
53
T.ラバト
スペイン
ホンダ
8列目
22 23 24
45
S.レディング
イギリス
ドゥカティ
38
B.スミス
イギリス
KTM
22
S.ロウズ
イギリス
アプリリア

※M.カリオはワイルドカードでの出場。

 

アラゴンGPレース内容

モーターランド・アラゴンの天候は快晴、ドライコンディションで路面温度は40℃と高め。

スタートはロレンソがポールショット、ビニャーレス、ロッシと続けて第一コーナーへ侵入。

マルケス、ペドロサもいい位置につけている。

1周目からロレンソは後続を引き離しにかかり、フルスピードで攻めている。

アラゴンのコースはストレートも長く、アップダウンが激しいため、わずかなブレーキングやコーナーへの進入のミスが順位を大きく左右する、ロレンソはこのまま逃げ切れるか。

ビニャーレスがコーナーでブレーキングミス、その隙をドビツィオーゾ、マルケスは見逃さず抜き去る。

残り22周、順位はロレンソ、ロッシ、ドビツィオーゾ、マルケスの順、ペドロサも6位につけている。

残り14周でマルケスがコーナーでドビツィオーゾを抜き3位に浮上。

残り12周、マルケスがロッシを捕らえ2位、ペドロサも5位に順位を上げている。

残り8周、ペドロサがラップタイムを上げてきている。コーナーでドビツィオーゾを抜き、4位のロッシも射程圏内に捕らえている。

マルケスも調子がいい、ロレンソをコーナーであっさり捕らえトップに、やはりマルケスはコーナーさばきが抜群にうまい。

その間、ペドロサがストレートでロッシをパス、3位になり次のロレンソを狙うべく猛追を賭ける。

残り3周でペドロサの勢いが止まらない。ロレンソをコーナーで抜き去り2位へ。

最後はトップを走り切ったマルケス、2位はペドロサ、ロレンソも3位を守り切りゴール。

 

レース結果

優勝 M.マルケス

2  D.ペドロサ

3  j.ロレンソ

4  M.ビニャーレス

5  V.ロッシ

6  A.エスパロガロ

7  A.ドビツィオーゾ 

8  A.バウティスタ

9  J.ザルコ

10  P.エスパロガロ

11  M.カリオ

12  A.イアンノーネ

13  J.ミラー

14  S.レディング

15  T.ラバト

16  J.フォルガー

17  A.リンス

18  H.バルベラ

19  B.スミス

20  D.ペトルッチ

21  L.バズ 

22  S.ロウズ

リタイア C.クラッチロウ

     K.アブラハム   

 

ポイントランキング

1位 M.マルケス          224 Pts

2位 A.ドビツィオーゾ  208 Pts

3位 M.ビニャーレス   196 Pts

4位 D.ペドロサ       170 Pts

5位 V.ロッシ      168 Pts

 

感想

モーターランド・アラゴンで開催されたアラゴンGP、路面コンディションはドライで最高のコンディション。

アップダウンが激しく、最長ストレートも968mあり、非常に見ごたえのあるコースです。

ポイントランキング199Ptsで同率一位のマルケスとドビツィオーゾの戦いが注目されましたが、ふたを開けてみればマルケスが優勝し、合計224Pts獲得したのに対し、ドビツィオーゾは7位で合計208Ptsの結果に。

ポイントランキングも16Pts差がついてしまいました。

ランキング3位のビニャーレスは196Ptsで、トップのマルケスとの差は28Pts。

今季はこの3人が年間チャンピオンを賭けて争う展開になりそうです。

しかし、ビニャーレスはサマーブレイク明けの後半は不調続きなので、総合優勝は厳しそう。

となると、マルケスVSドビツィオーゾの争いが予想されます。

いずれにしても、私は次戦のツインリンク茂木でのレースがターニングポイントと見ていますので、茂木での勝者が年間チャンピオンに輝くと予想します。

もう一人注目はペドロサです。

最近のペドロサは調子を上げてきています。

前回は雨で14位の結果になったが、危険を冒さない安定した走りを見せているため、ドライコンディションであればいい結果が残せるのではないかと期待しています。

ケガのためサンマリノGPを欠場したロッシにも注目です。

足の骨折で欠場していたが、今回ケガを押しての出場で5位の大健闘です。

まだ完全にケガは治っていないため、前半は2位までいくも、後半はじり貧で抜かれてしまいました。

残りはまだ4戦あるので、茂木では完全復活を目指し活躍してもらいたい。

世界で一番人気のあるライダーだけに注目です。

 

あとがき

いよいよ次戦は日本GPです。

私も現地に行き、生で見たかったのですが今回はテレビで観戦することにしました。

来年は必ず行くので、その時まで楽しみは取っておきます。

現地での生のレース観戦はテレビで見るのと全然違います。

命を懸けた戦いなので緊張感が伝わってきて、各ライダーを真剣に応援してしまいます。

目の前で転倒すれば悲鳴も上がるのも当然ですよね。

なのでそんなに興味がない人も、一度生で見てしまうとハマるのもうなずけます。

少しでもMotoGPに興味があれば、生で見ることをお勧めします。

その迫力と現地の空気感は肌で体験しないとわからないので、一度は足を運んでみましょう。

また、レース本戦は日曜日に行われますが、フリー走行、タイムアタックを含めると3日間やっているので、特に土曜日は各ライダーの公開インタビューなどトークショーも頻繁にやっています。

いつもテレビで見ている人気のライダーも身近に感じることができ、絶対にいい経験ができるはずです。

お店の屋台や夜は前夜祭など、お祭り気分満載で楽しめるので、思い出としても最高のものになることでしょう。

 

 

次回のレース
MotoGP 2017 第15戦日本GP 結果と感想はこちらからどうぞ

 

前回のレース
MotoGP 2017 第13戦サンマリノGP 結果と感想はこちらからどうぞ

 

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