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 MotoGP 2017 第11戦オーストリアGP 結果と感想

 ドビツィオーゾとマルケスのバトルは必見!

 

MotoGP好きな管理人ブレイクが個人目線で結果と感想を語ります。

 

 

今回のモトGPは第11戦オーストリアGP

 

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コース説明

場所 オーストリア レッドブル・リンク

コース長 4.326㎞ 最長ストレート 939m

コーナー数 10(右コーナー 7 左コーナー 3)

全 28 周

天候 晴れ 気温 23℃

コースコンディション ドライ

 

スターティンググリッド

1列目
93
M.マルケス
スペイン
ホンダ
04
A.ドビツィオーゾ
イタリア
ドゥカティ
99
J.ロレンソ
スペイン
ドゥカティ
2列目
25
M.ビニャーレス
スペイン
ヤマハ
9
D.ペトルッチ
イタリア
ドゥカティ
5
J.ザルコ
フランス
ヤマハ
3列目
46
V.ロッシ
イタリア
ヤマハ
26
D.ペドロサ
スペイン
ホンダ
35
C.クラッチロウ
イギリス
ホンダ
4列目
10 11 12
29
A.イアンノーネ
イタリア
スズキ
17
K.アブラハム
チェコ
ドゥカティ
76
L.バズ
フランス
ドゥカティ
5列目
13 14 15
94
J.フォルガー
ドイツ
ヤマハ
8
H.バルベラ
スペイン
ドゥカティ
45
S.レディング
イギリス
ドゥカティ
6列目
16 17 18
44
P.エスパロガロ
スぺイン
KTM
19
A.バウティスタ
スペイン
ドゥカティ
 36
※M.カリオ
フィンランド
KTM
7列目
19 20 21
43
J.ミラー
オーストラリア
ホンダ
41
A.エスパロガロ
スペイン
アプリリア
42
A.リンス
スペイン
スズキ
8列目
22 23 24
38
B.スミス
イギリス
KTM
22
S.ロウズ
イギリス
アプリリア
53
T.ラバト
スペイン
ホンダ

※M.カリオはワイルドカードでの出場。

 

オーストリアGPレース内容

今回のレース、天候は快晴ドライコンディションのスタート、第一コーナーへ最初に飛び込んできたのはマルケスだがすぐにロレンソがトップに、ドビツィオーゾ、ロッシ、ビニャーレス、ペドロサも後に続いている。

ロレンソはスタートから全開、トップ独走で引離して逃げ切る作戦のようだが逃げ切れるのか。

残り26周でP.エスパロガロがピットインそのままリタイアに、スタート時に他のマシンと接触したのが原因と思われる。

残り25周フォルガーもマシントラブルでリタイア。

残り22周を過ぎても順位に変動はなくロレンソもトップを走っているが逃げ切れず、ドビツィオーゾ、マルケス、ロッシの順に先頭集団がトップを狙うべく後に続く。

残り19周マルケスがコーナーでドビツィオーゾを抜き2位へ。

残り17周、第一コーナーの進入でロレンソがミス、すかさずマルケスが抜きにかかるがドビツィオーゾも隙を突き入ってきて3台でのバトル、バトルを制したのはドビツィオーゾだがすぐにマルケスに抜き返されマルケストップへ浮上。ロレンソは3位へ。

残り11周ペドロサがストレートでロレンソをパスし3位へ、ペドロサの調子もこのところ安定している。

そのころマルケスはブレーキングミスでドビツィオーゾにトップを奪われて2位に。

残り9周マルケスが仕掛けドビツィオーゾを抜きトップへそのまま逃げ切れるか。

残り7周ストレートでドビツィオーゾがマルケスをパスしトップになるが、今度はマルケスがコーナーで抜き返しレースはサイドバイサイドの状態に。勝負を制したのはドビツィオーゾ、その間にペドロサも迫ってきている。

ラストラップ、最終コーナーでマルケスが仕掛けるもラインがクロスし抜けず、ドビツィオーゾがトップを守り切りそのままチェッカー、今季3勝を挙げた。2位マルケス、少し遅れて3位にペドロサの順となった。

 

レース結果

優勝 A.ドビツィオーゾ

2  M.マルケス

3  D.ペドロサ

4  J.ロレンソ

5  J.ザルコ

6  M.ビニャーレス

7  V.ロッシ 

8  A.バウティスタ

9  L.バズ

10  M.カリオ

11  A.イアンノーネ

12  S.レディング

13  A.エスパロガロ

14  K.アブラハム

15  C.クラッチロウ

16  A.リンス

17  H.バルベラ

18  B.スミス

19  T.ラバト

20  S.ロウズ

リタイア 

   J.ミラー

   D.ペトルッチ

   J.フォルガー

   P.エスパロガロ

 

ポイントランキング

1位 M.マルケス     174 Pts

2位 A.ドビツィオーゾ  158 Pts

3位 M.ビニャーレス   150 Pts

4位 V.ロッシ        141 Pts

5位 D.ペドロサ     139 Pts

 

感想

オーストリアGPは天気は快晴でベストコンディションのなかのレースでした、3戦連続のポールトゥウィンになるか期待していたマルケスも一歩届かず2位に終わってしまいとても残念なレースでした。

ドビツィオーゾは今季3勝目、ドゥカティでの今季3勝はワークスチームにとっても性能面での自信に繋がったのではないでしょうか。今回のレースからロレンソと同じフロントにウィングが付いているので、それが早さに影響しているのなら今後のレースは脅威になるかもしれません。

残念だったのはロレンソです、このところスタートは調子よく今回もトップを走行する場面があったが、それを維持することができず表彰台に手が届きませんでした。しかし、サマーブレイク明けにフロントに新型ウィングを付けてからマシンが安定してきたのか調子を取り戻しつつあるようなのでこれからに期待しています。

3位のペドロサは相変わらず安定の走りを見せています。無理はせず着実にポイントを稼いでいる、地味ではあるが堅実なまさにリトルサムライです。でも勝てるレースの時はガンガン攻めてほしいですね。

5位に入ったザルコも地味に凄いですね、ヤマハのサテライトチームからのモトGP1年生ですが以外にいい位置をキープしている。今季表彰台にもの登っているし今後は大化けするかもしれませんね。少し見守りましょう。

今回はタイヤの消耗が激しくいつになく厳しいレースでしたね、その中でもストレートが早いドゥカティのマシンが有利だったのかなと分析します。

Rがきつい第3コーナーではブレーキが間に合わずオーバーランするライダーが続出してましたから、タイヤの消耗も相当なものだったと推測できます。

 

あとがき

2017年10月13日~15日にツインリンクもてぎで日本GPがあります。今年のポイントランキングは拮抗していて年間チャンピオンはもてぎでは決まらない感じですね。やはり年に一回のお祭りなので生で見たい思いはあるのですが今年は都合でいけないのでテレビで見ることにします。

何年か前は午後から生中継で放送していましたがここ2年はいつもと変わらず深夜の放送になっています。

できればライブで見たいので日本GPだけは昼間に放送してください。

そういえばバイクの出荷台数も過去最低なんてのもニュースで見たし若い人はバイク乗らないのかな。

最近のバイクは高いし中途半端なモデルも多い気がします(オンとオフの中間のようなバイクとか)各メーカーさんももう少し手軽に乗れる魅力的なバイクの開発をお願いします。

バイクってホントに楽しい乗り物ですから。

 

 

次回のレース
MotoGP 2017 第12戦イギリスGP 結果と感想はこちらからどうぞ

前回のレース
MotoGP 2017 第10戦チェコGP 結果と感想はこちらからどうぞ

 

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