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MARVEL 映画 マイティ・ソー/ダーク・ワールド 感想

アスガルド最大の危機に立ち向かうソー、恋人ジェーンを救いダークエルフを倒せるか!

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THOR THE DARK WORLD

邦題 マイティ・ソー ダーク・ワールド

ネタバレもありますので注意して読んで下さい。

 

あらすじ

アベンジャーズの一員として、ソー(クリス・ヘムズワース)がニューヨークで激闘を繰り広げてから1年。ロンドンで謎の重力異常が起き、その調査を天文物理学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)が行うことに。しかし、その過程で地球の存亡を左右するダークエルフのパワーを宿してしまう。愛する彼女を救うすべを探ろうと、ソーは彼女を連れて神々の世界アスガルドへと向かうが、それが家族や故郷にも危機をもたらしてしまう。窮地に陥った彼は、血のつながらない弟ロキ(トム・ヒドルストン)に助けを求める。

マイティ・ソー/ダーク・ワールド 」-シネマトゥデイ-より引用

監督 アラン・テイラー 

日本公開 2014年2月1日

 

感想

アベンジャーズのその後を描いた作品の中で、この作品は見逃せません。

ストーリーはアスガルドに連行されたロキが裁かれるところから始まるので、映画アベンジャーズの直後という感じです。

世界観も地球が舞台の作品とは一線を画し、宇宙規模で物語が進行するので、予想がつかずハラハラ、ドキドキの連続ですね。

それに加えて映像の美しさとBGMの迫力が見事にマッチしてアスガルドを中心とする異世界の空気感を醸し出しています。

内容的には闘争心をくすぐる戦闘シーンも多いのですが、それと同じぐらい笑えるシーンも多いのが特徴です。

マイティー・ソーは1作目からそうなんですがソーがたまにボケをかまします。

アベンジャーズではまじめな印象を受けるソーですが、実は天然だなと思うシーンが本作でもいくつかあります。

シリアスな場面からのボケなので、その辺をチェックしながら見るのもありですよ。

全体のストーリーも最初から最後まで飽きさせない内容で、特に最後の地球での戦闘はいまだかつてこんな戦いは見たことがないと思わせる奇想天外な戦いになっているので、絶対にもう一回見たくなると思います。

また、マーベルお得意の伏線も様々なところに散りばめられていて、一見ばかげた行動が後々役に立つ結果になるので最後まで気を抜かないで見てください。

 

見どころは?

・ロキは敵か味方か?

国王オーディンの意に背き、ジェーンを救い、ダーク・エルフのマレキスを倒す作戦を立てたソー、アスガルドからの抜け道を唯一知っているロキを強引に味方につけ、マレキスのいる惑星スヴァルトヘイムまで行く。

マレキスを前に2人で協力して戦うと思いきやロキは予想だにしない行動に出る。

ロキの目的は、そしてロキは味方なのか。

私が推測するにロキは相当な気分屋なため、その時の気分で味方になったり敵になったりと自分が楽しいと思うほうに転がっている気がする。

今回もロキは味方にはなるがやっぱり敵なんだと感じます、最後にはとんでもないどんでん返しがあるので気を抜かずチェックしてください。

 

・ソーVSマレキスの戦い

惑星直列による地場の乱れで地球の上空に6つの穴が開き他の惑星へのトンネルが開かれてしまう。

マレキスは地球からすべての世界を暗黒へと破壊しようとするが、それを食い止めようと待ち受けるソーと大バトルに。

時空の歪みにより様々な世界や場所へ飛ばされながらのバトルは見ものです、ソーのハンマー、ムジョルニアもソーを追って宇宙と地球を行ったり来たりと、てんやわんやです。

最強の兵器エーテルを手にしたマレキスを倒す方法はあるのか、答えは時空の歪みが握っています。

 

残念なシーン

・エーテルを吸収したジェーン

時空の歪みに引き寄せられエーテルを封印している場所へ入ってしまったジェーン。

そこでエーテルを吸収してしまい、その信号をキャッチしたダーク・エルフを目覚めさせてしまう。

少々強引なストーリーに思わず突っ込みを入れたくなりますが、きっかけがないと話は進まないので良しとしましょう。

 

・アスガルドの乗り物がダサい

1作目ではアスガルドにビーム砲や空飛ぶ乗り物などのシーンはなく、アスガルドはその辺のテクノロジーはないのかと思っていたが、今回はアスガルドのテクノロジーがバンバン出てきます。

その中で船が空中に浮かび戦闘機並みにガンガンビーム砲を打つのには驚いた、操作法も渡し船の船頭のような操縦桿でダサっとおもわず突っ込んでしまった。

でも、発想自体は独特で、オリジナリティーがあるので楽しめました。

 

心に残る名シーン

・スヴァルトヘイムでの戦い

ロキは敵か味方か?にもつながるのですが、スヴァルトヘイムでジェーンの体内からエーテルを取り出した後、エーテルを破壊し、マレキスを倒す作戦だったが、どちらも叶わず結果マレキスに逃げられてしまいます。

残されたソーたちはマレキスの部下カースと対決するが、カースはマジで強い、ムジョルニアを弾き飛ばしていましたから、そんなカースにロキが後ろから槍で体を貫き、手榴弾のようなもの?でとどめを刺します。

ですが、ロキもカースに体を貫かれやられてしまいます。

コールソンと一緒ですね。

ロキは最後ソーにすまんと謝りながら息を引き取るわけですが、それもなんか素直すぎて白々しい感じで絶対に裏があるはずだと勘ぐってしまいます。

 

・ロキとカースの睨み合い

アスガルドの留置所で犯罪者に紛れ込んで送り込まれたカースは牢屋を破壊し他の囚人たちを逃がし留置所を混乱させる。

牢屋の中にいるロキとも目が合うがこいつはヤバいと思ったのかロキは逃がさずそのままにして外へ。

一目見てロキの実力を推し量るカースの力量が伺えるシーン。

 

笑えるシーン

・スヴァルトヘイムでも携帯電話が通じた

スヴァルトヘイムでカースを倒した後、砂嵐のためジェーンとともに洞穴に避難、ロキも失い、帰る船もないため絶望に打ちひしがれていると、ジェーンの携帯に着信が。

相手はジェーンをしつこく誘っていたリチャードだ、電話の相手にソーも誰なんだと不安な顔、洞穴の中は時空の歪みで地球とつながっていた場所だった。

超シリアスな場面からこの流れは最高におもしろいです。

洞窟の中には悪乗りして投げた車のカギも落ちていて、そこから無事地球に帰ったジェーンは車に乗り家まで帰るのでした。

 

・ソーが電車で移動

マレキスとの闘いの最中、時空を挟んだ戦いのためジェーンたちがいる場所から少し遠くへ飛ばされてしまったソー。

地下鉄の駅に飛ばされたため、乗客のお姉さんに場所を聞くと戦っている場所は3駅先とのことで地下鉄で移動、移動中、隣で立って乗っていたお姉さんはソーが気になったらしく電車の揺れる際にわざとくっついてごめんなさいと謝っている。

細かい、細かすぎるこの面白さ、やっぱこの作品はより多くに方たちに見てほしいと切に願います。

 

まとめ

アベンジャーズの戦いの後を描いた作品としては、「アイアンマン3」より始まりの時間軸は早いのかなとも思います。

アスガルドを巻き込んだ戦い、ソーとロキの関係は今後どうなってしまうのか、この映画を見てもまだ疑問はも凝ります。

父オーディンの行方はどうなっているのか。

インフィニティ・ストーンであるエーテルの行方は等、疑問はいくつかあり続きをますます見たくなります。

続きというのはMCU作品の続きなので、順番で行けばこの次は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」です。

でも、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の直接の続きは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ですので、ぜひチェックして下さい。

MCUの世界のストーリーは次回へつながる含みを持たせた終わりかたをしているので今後の作品も要チェックです。

また、MCU作品としては第8弾なので順番で見ることをお勧めします。

マーベルの作品は各フェーズごとに区切りがついています。

第1弾~第6弾は「フェイズ1」です。

第1弾 アイアンマン

第2弾 インクレティブル ハルク

第3弾 アイアンマン2

第4弾 マイティー・ソー

第5弾 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

第6弾 アベンジャーズ

第7弾~第12弾は「フェイズ2」です。

第7弾 アイアンマン3

第8弾 マイティ・ソー/ダーク・ワールド

第9弾 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

第10弾 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

第11弾 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

第12弾 アントマン

以上の順番です。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の全容を知りたい方は。

関連記事⇒マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とは何なのか解説。フェイズ4の情報も随時更新中。をご覧ください。

 

マーベル作品はAmazonプライム・ビデオでも見ることができます。

会員登録後は30日間無料でお試しできるなど、特典がいっぱい。

この機会にマーベル作品を見まくってみよう。

 

おまけ

マーベルといえばエンドロール後に流れるおまけ映像が次につながる伏線になっていたりするので楽しみにしている人は多いはず。

今回のマイティ・ソー/ダーク・ワールドでもおまけ映像は2つあります。

・1つ目はエーテルの保管場所です。

アスガルドはインフィニティ・ストーンの一つ、四次元キューブをすでに持っているので一つの星に2つのインフィニティ・ストーンを保管することは危険と判断し、エーテルを他の場所に保管しました。

その場所は銀河中から動物や珍品を集めているコレクターもとへ置くことに。

コレクターは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に出てますので、こちらもチェックしておけば楽しさ10倍です。

 

・2つ目は再びジェーンに会いに来たソー。

ジェーンが食事のあと物思いにふけっているとアスガルドからの光が、慌てて外へでるジェーン、そこにはソーが、感動の再開を果たす二人でした。

最後には広場で鳥を食べようと追いかける惑星ヨトゥンヘイムの怪物が映っていたので、ソーはその怪物を退治しに来たのではと勝手に想像しています。

 

MARVEL 映画 アベンジャーズ 感想はこちらから

MARVEL 映画 マイティ・ソー/バトルロイヤル 感想はこちらから

 

 

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